ここ数日、TOKIO山口達也さんのことが話題なっていて、アルコール依存症が疑われています。
僕が思うには、彼はアルコール依存の予備軍ではあると思いますが、ギリギリのところで現段階ではアルコール乱用、つまり酒乱なのではないかと。
よく勘違いされますが、アルコール依存症は酒が好きだからなる病気ではありません。
自分で自制できなくなってしまい、一日中飲み続けてしまうような精神病の一種で、麻薬から抜け出せなくなるのと似ています。
僕自身、父親が酒乱でアルコール依存症だったので、本当に苦労をしました。
酒が入ると暴言や暴力は当然のこと、家の中で大声で叫ぶ、コンロに鍋をかけたまま寝てしまう、トイレを水浸しにする、マンションのベランダから小便をする、他人の家の庭やベランダに物を放り込む、ゴミを拾ってきて家中ゴミだらけにする、レジで並んでいる女性のスカートの中を覗き込む、喧嘩して血まみれになるなどなど、書き出したらキリがありません。
その度に警察や消防署から呼び出され、酔いから覚めると自分がしたことを反省し、一時期シュンとしているのですが、熱りがさめるとまた繰り返す。
幾度となく入退院を繰り返し、結果的に治療できたわけではありませんでしたが、高齢になったために自力で酒を入手できなくなり、アルコールに手を出せなくなって落ち着いたというのが現状です。
父親と一緒に断酒会に行ったり、アルコール依存症の親族を抱えている家族会に出席したり、専門の病院でさんざんアルコール依存症と向き合ってきたので、多少の知識はあるのでわかるのですが、タイトルに書いたようにアルコール依存症と酒乱は似ているようで違います。
酒乱はお酒が好きで飲んでいるうちに度を超えてしまい、人格が変わって暴言や暴力を振るうとか、全裸になったり路上で寝てしまったりの失態を犯してしまう、まぁお酒との付き合いかたが下手な人という感じですかね。依存症の症状と似ているのですが、まだ依存症の一歩手前ですね。
ところがアルコール依存症になると、飲みたくなくても脳がアルコールを摂取するように指令をだすので、飲まずにいられないんです。
起きている時間は飲み続け、脳か身体をやられるか、度を越すと死に至ります。
そして本人よりも、家族が最も被害を受けます。
家族会で患者の奥さんが、「こんなこと思ってしまう自分が本当に嫌なのですが、早く死んでくれたらいいのにって考えてしまうんです。」と言っていたのが印象的でしたが、それは自分も同じだったので、本当によくわかります。
父親が入院していたのは6年ほど前になりますが、女性の入院患者も多くて、アルコール依存という心の病を抱えている人がこんなに多くいるのだと驚きました。
父親方の祖父もアルコールが原因で亡くなっているので、家系的に言うと僕も可能性があったのかもしれませんが、自分にはその傾向が見られなくてよかったと心から思います。
TOKIOの山口さんは離婚の原因に「お酒の飲み方」というのもあったようだし、断酒されたほうがいいですね。
お酒を止めるのは本気で決心しないと難しいかもですが、人生においてお酒でこれだけ大きな失敗を繰り返しているのですから、更生に向けて大きく足を踏み出していってほしいと思っています。
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