11クール 1回め

カレンダーを勘違いしたひょっこり先生が予約週を間違えたため むりやり突っ込んでもらったので いつもの10時半予約が埋まっていて14時半になってしまいました。
しかも教授先生から引き継いでくださったフルイチ先生は 午後は外来担当ではないので また「チームの誰か」が診てくれます。





いつも8:10に家を出ますが 4時間遅れのこの日は12:10。
1時間かかる血液検査結果待ちの時間も なんか中途半端ですが とりあえずいつものルーティンで コンビニおにぎりとお茶。

イチャモンはいつも点滴中の3時間を利用してランチなのですが 今日は少し遅いので ペースがつかめず具合が悪そうです。
「俺トイレ行ってくる」と席を立ったあと 14時過ぎに呼ばれた医師は 前に緊急外来で診てもらった女医さんでした。
戻ってこないイチャモンのカバンも持って診察室に入りました。






「あら お久しぶりですね」とニコニコするやしろ優似の先生。血液検査結果はパスですが 尿検査が陽性で「膀胱炎の兆しがあるかな…3日分のお薬出すから飲みきっておしまいでいいからね」とおっしゃるので 
「今日が女性のヤシロ先生でよかった。こないだオナラしたらパンツに血液がドバっとついたんです。これ痔なのかなぁ」と何かのために残していた画像を見てもらうと
「ほほぉ…この血液が膣からか肛門からかはわからないけど やっぱり抗がん剤の関係かもしれないから この一回なら様子見ましょう」でした。

問診票の [気になる欄] に
「足のむくみが気になります。爪も気になります」と書いたので足を差し出すと
「細いじゃん。こんくらいなら大丈夫だよ」と言われましたが むくんで足首がないので正座ができません。女医さんのほうが大雑把なのでしょうか。





へんになった爪も診てもらいましたが
「爪も骨だから抗がん剤で弱ってくるよね。とりあえず保湿クリーム塗って引っ掛けてはがさないようにね」
と言ってるところへ イチャモンがおトイレから帰ってきました。

診察室を出て
「よく診察室がわかったね」というと
「ママの声が中待合室に響き渡ってたから すぐわかった」と言われました。私が中待合室で待っていても 診察室の患者さんの声なんか聞こえないのに… 耳の遠い西太后とバトっているせいでしょうか。気をつけましょう。

3時。化学療法室の予約も30分遅れてしまいました。いつも待たされるのですが「ただいま混んでまして…30分…1時間近くお待たせしてしまうと思います」と受付で言われました。
ひゃあ…3時間の点滴時間なのに1時間待ちだと4時から? 
教授先生がゴリ押ししてくれた意味がわかりました。

イチャモンは「4時間…どうやって時間つぶそう」と言いながら 日が落ちてきた病院を出ていきました。ごめんねイチャモン。
とりあえず私は1時間待ちなので コンビニ廊下でおやつにしました。




やっと呼ばれましたが 案の定 点滴針が刺さりません。
いつも二人組で担当です。だいたい後輩が針刺しにきます。
2回やって「一旦抜きますね」と腕をなで回します。
もう遅い時間なので
「こないだの人も先輩に交代してたよ」と助け舟を出すと
「私も先輩呼んできます…」とションボリしながら交代しましたが 先輩も1回刺してギブアップ。
「先生レベルの血管だわ〜」と最終的に白衣の先生登場。



(西太后にこんなふうに点滴治療をするんだよと画像を見せたら あんた腕 太いわねぇと言われたので その場で比べたらはるかに西太后のほうが太かったです。なんでそんなこと言うんだろう…)


即座に点滴開始で睡眠薬で3時間寝かせてもらいました。
終わった頃は 院内清掃が入っていて 暗くなったロビーでポツンとイチャモンが座っていました。
「6時で会計も終了してますので 来週まとめてのお支払いになります。お出口は夜間救急からお帰りください」と言われました。夜の学校みたいで怖かったです。

8時近くに帰宅してから晩ごはんの支度は気の毒なので 今日のためにヨーカドーでチンするハンバーグを買っておきました。 
キャベツのおみそ汁だけイチャモンが作ってくれました。






あぁ この抗がん剤治療の翌日の金曜日「続 愚痴ブログ」にあるように 飲まず食わずで西太后とバトったせいか 土曜日は眼の前がキラキラして起き上がれません。
イチャモンは「寝ててね。予約してたほけんの窓口で がん保険の相談してくる」と出かけました。
どうぞ 長生きしてください。

次の火曜日は とうとう口腔外科で 詰物が取れた歯の残骸治療です。
なんと朝イチ予約なので それこそ早起きしなきゃ!…です。
何回も通うのかなぁ…。
怖いなぁ。やっぱり嫌い歯医者さん。