8クール 1回め。
今回は 丸々2週間化学療法がお休み週だったので まぁ抗がん剤をして二日目辺りの腹痛を乗り切れば なんか健常人になった気持ちです。きっと良い結果だ!うふふ。
と思ってた矢先 二度寝してしまい イチャモンに「行くぞ〜」と起こされてしまいました。
道路が空いていたので なんとか時間に間に合い 検尿と採血をして コンビニおにぎりとジュースで結果待ちをしました。
9時半になったので 消化器内科のロビーへ戻りましたが 相変わらず ちょ〜満員。血圧を測り問診票へ記入してふと一番先頭にある中待合室に教授先生のお名前がありません。
問診票を出しながら伺うと
「う〜んと…お休みですね…」
「え〜また?」 なんかお休み多くない?
イチャモンに
「今日 教授先生おやすみだって。MRIの結果もあるのに 代理の先生だと適当かなぁ……チームでやってるから…って言ってもさ チームの医師名しりたいよね」とイチャモンを言っていると 中待合室に呼ばれました。
「お? ちょうど10時の予約時間。ちょうど代理先生の患者さんの空きがあったんだね」などと言いながら進むと いつの間にか いつもの部屋に教授先生の名札が…。
「おや? いつ来た? 〘教授先生の回診〙が終わったのかしら。でも受付の人は休みって言ってたよね。相変わらずいい加減な大学病院だ」
MRIでは30分近く点滴針が入らず苦労したんだし おみくじは大吉だったし さぁ〜少しは骨転移の白い点々 消えたかな?
……結局は
「検査結果は好中球も増えてるし 総合的には横ばいですね。白い点々は小さくはなってないけど 大きくもなってないですね。抗がん剤が効いてるってことでしょう。ただ圧迫骨折のつぶれ具合が 骨転移のほかに加齢によるものがあるっぽいです。骨 庇ってあげてくださいね」でした。
「だって先生2週間も抗がん剤お休み週だったんたから ふつう白血球も増えるんじゃな〜い? 庇うって…小魚食べるとか…?」と言うと
「へへ。まぁ そうかなぁ。なかなか私は骨には詳しくなくて…」
あっ 以前そぅ言ってましたね。
前回 血圧が高いと話をしたら 違う降圧剤を処方されたので 血圧手帳を持っていきました。朝と風呂上がり夕方とでは全く違うので見ていただくと
「前の降圧剤は朝に、後の処方した降圧剤は夜に…にしましょうか。あ! 待って聞いてみます」
と 薬剤科に電話をしました。
「すいません。良いと思うけど自信なくて…」
というので (この先生 何が自信あるんだろ?)
「大丈夫!大丈夫! 自信持って行こうよ先生!」と
電話をしながら真似してました。
もぉ…。
時間も予約時間どおりに化学療法室へ移動。そこから イチャモンはお薬手帳を持って先に院外薬局でお薬を調達して抗がん剤点滴中の2時間半 お散歩とお昼ごはんで待ち時間の消費です。本日は このあと 帯状疱疹の母を皮膚科クリニックに連れて行かなくてはなりません。やることは素早く終わらせたいです。
母には昨日 電話で
「こないだはケアマネージャーさんについてもらったけど 明日の付添はイチャモンだからね。午前中は私の病院についてきてもらって 3時にお母さんを迎えに行くから 支度をしてピンポンが韓流ドラマで聞こえないと困るから 玄関の鍵を開けて座って待っててね。3時だからね」と伝えてあります。
「いつもイチャモンには 悪いねぇ。3時ね。わかった。助かるよ。でもさぁ悪いから…タクシーで頑張ってみようか?」と考えてくれるのは助かるのですが 診察券の出し方、名前が呼ばれて聞き取れるか、薬局で薬を確認しながら貰えるか、お財布にお金が入っているか……そういう雑用と
「手を引く人間がいなくて転ばないか」が 一番心配です。
こちらも 今日はその3時を目処に動きます。
調子良さそうです。
ところが!
病院の中では 電話NGの場所があります。化学療法室もだめです。なのに3回かかってきました。
その都度「病院で点滴してるから電話に出られません。メールにして」を7,8回は送りましたが うんともすんともありません。
実は 母の弟が昨日 緊急入院し意識不明の危篤です。
急変して姪から電話があり そこへ向かったのか?
いやいや…イトコにはまず私の携帯に連絡するように伝えてあります。
となると…? イチャモンが連れて行くことを忘れて 一人で皮膚科へタクシーで行ったのかしら?
あやしい…
しかたないので 私の病院会計が終わったあと まず救急病院へ向かってるイトコに様子を聞きましたが なにげに「伯母ちゃんも向かってくれてるらしい」の話はでてきません。
これは帯状疱疹の病院だな…と 皮膚科クリニックへ電話をするとなんと
「先程一人で見えましたよ。いま薬局じゃないかな…」と教えてくださいました。
先生の診察のお話が理解できると思いません。
治り始めか、もう治ってデイサービスへ行けるのか いろいろイチャモンに聞いてもらいたかったのに なんで一人で行っちゃうのかしら…(コレ介護認定取り消される案件…)
そこから もう固定電話の留守電に
「皮膚科に一緒に行こうと言っていた時間に鍵が掛かってあきません。ピンポンもでません。イチャモンが困っています。一回電話ください」を10回近く入れました。
何かあったときのために携帯電話を持たせているのですが こちらの留守録はボタンポチポチして解除してしまったようなので ひたすら鳴らします。
結局 診療時間終了になったのでイチャモンは「もう呑んでも良いよね〜」と喜んでいました。
どんなに三本足でエッチラオッチラ歩いても 6時には帰宅してないとおかしいのに こちらに連絡がありません。
どうやら 最終的に固定電話へ録音した
「私は怒っているんですよ!!」
…に 折返しの電話がめんどくさくなったんだと思います。
帯状疱疹を心配してかけてきてくれたのに
「小うるさいケアマネのお電話なんて出ないも〜ん」と
のたまっておりました。
気に入らないと 電話なんか平気で無視します。
以前 徘徊し始めた父の携帯にGPSをつけていましたが
母にも つけたほうがいいかしら…と思った一日でした。
謝りの電話も 皮膚科に行ったよの電話も なにもないです。
やれやれ…。