昨日、出かける用意をするのに、アイロンをかけていたのですが、アイロンを見ずに手をのばして、「あれ? 取ってが無いなあ」と触っていたら、アイロンの熱い面をナデナデしていたようで、指を火傷してしまいました。

 

大した事は無いのですが、結構、痛くて、土曜日という事もあり、出かける次いでに皮膚科に寄りました。お医者さんに10秒くらいで、「薬出しときます~」と言われ(大した事、なかったのです( ´艸`))、指定された薬局に行きました。

 

結構、大きな薬局で、受付に、二人、若い女性がいました。ソーシャルディスタンスをちゃんと確保した待合で待っていると、薬剤師さんが3人、接客をしていました。

 

でも、何だか、今まで行ってた薬局と違う雰囲気が・・・・

 

何だか、動作が鈍い・・・・

 

よくよく見てみると、3人のうち2人は、70歳前後の女性。

 

「へえ・・・・・・」

 

1人、終わると、次の伝票を持って、奥の部屋に薬を調合しに行かれます。ガラス張りの部屋の中の様子が見えるのですが、お二人とも、ゆっくり、ゆっくりです。何度も確かめながらの仕事なので、いつもの薬局より待たされている感じ。 

 

若い人は? と思い、ガラス張りの部屋の中を見てみると、若い人が、さっき接客していたを含めて、二人いて、薬剤を箱から出して、棚に仕舞ったり、身体を動かす仕事をしていらっしゃいました。

 

私の番になり、名前を呼んでくれたのは、70歳前後の女性でした。年齢はさすがに聞けませんでしたが、どう見ても、70歳は越えていらっしゃると思いました。ですが、とてもハキハキと話され、薬の説明も丁寧で分かりやすかったので、「ここは、年齢の高い方が働いていらっしゃるんですね」と伺うと、「若い人は、どうしても土日は出られない方が多いので、土日は年配の方が来ています」とのこと。

 

私は、それを聞いて、「なるほど、これはいいシステムだな」と思いました。

 

若い薬剤師さんは、お子さんがいらっしゃる方が多いでしょうし、すると土日は休みたいですよね。でも、高齢者になれば、土日はあんまり関係なくなりますよね。

 

お金を受領するのは、接客した薬剤師さんです。だから、その方がお金を徴収されますが、受付にいる若い女性のどちらかが、レジも兼任されていて、そこでチェックが入ります。

 

高齢だからと言って、「出来ない」と言われてしまう求職者の方は多いですけれど、高齢者でもできる仕組みを作れば、ちゃんと出来るのだと思いました。若い人は、若い人だからこそできることをやってもらう。高齢者は、出来る部分をやる。そうやって分担すれば、定年から年金受給開始の間、経済的に困っている人たちも、ちゃんと能力を活かせて幸せになれるのではないかと思いました。

 

☆彡最後まで読んで頂いて、ありがとうございました ☆彡