お手伝いをする子にするにはどうしたらいいの?
と、よく聞きます。
今、全国が休校中で、お子さん達が暇を持て余していますね
勉強道具を与えても、1日もつわけでもないし、校庭開放されても、雨の日なんか行き場がない。。。
そんな今!
家事の経験をさせるチャンスかと
家事をしてもらうのは、もちろんママが助かるためなんですが、子どもにとって、とてもいい経験だと思います。
それは「家事ができるようになる」というメリットだけを言っているのではなく。
うちの長男の話ですが
たまに家事をしてくれますが
ちょっと前に
「ママいつもこんなに大変なんだね。ありがとう。」
と言ってくれました。
そうです!
息子、それが大事だ
いつも
勝手にお風呂がわいている
勝手にご飯が出てくる
勝手に食器が綺麗になっている
勝手に家が片付いている
これは、お母さんが大変な思いでやってくれていたんだ、ということに気付くのって、大事なことだと思います。
頭でわかっていても、体験して実験するということは大きな違いです。
(それは旦那さんも同じですね笑)
そして、その大変な思いを、助けてあげたい、という、「人のために動く」という精神を育みます。
でも、やっぱりお母さんのように、完璧な家事はできません
汚れを落としきれなかったり
並べ方が違ったり
むしろ余計に散らかしてしまったり
…すると思います。
その時のお母さんの反応が
お手伝いする子
お手伝いしない子
を分けるのです!
お手伝いする子になってほしかったら
どんなに失敗していようが
「お手伝いしたこと」を喜んで感謝してあげること。
これが1番です。
「ありがとう、本当に助かった!」
この言葉とお母さんの笑顔が1番です。
決して
「違う!」
「こうじゃない」
「これじゃだめ」
などと、直したり訂正したりしないであげて下さい…
ここで「お手伝い」の心は折れてしまいます
何か間違っているときは
別のタイミングで教えてあげましょう
お手伝いしたときは
「ありがとう」
と言って
他の日に、目の前でやってみせて、自然に気付かせてあげるといいです。
難しいですが…
どうしてもその時伝えたかったら
お礼を伝えてから
「こうする方法もあるんだよ」
「こうしたらもっといいかもね」
と提案してあげてくださいね
「やったこと」自体を否定しないであげてくださいね
お母さんが喜んでいる。
それだけでお手伝いは嬉しいものになるのです
そして、
「えらい」「いい子」は、言わない方がいいです。
感謝を伝えてくださいね。
「褒める」というのは、難しいことです。
何かをしたときに褒めると、「褒められるためにやる」が目的になってしまうのです。
何のためにやるのか?
それは、お母さんが助かるためなのです。
決して自分が「いいこちゃん」になるためではないのです。
その違いは大きいのです。
「いいこちゃん」になるのは何故だめなのか…?
それは次回の記事で…