今回のNever say Never(通称:ネバネバ)は商品通販サイトの勇み足で、ジャポロマの発売前にもう次の新曲出るって判明していて、間を置かずに勢い維持したままキャンペーン突入した印象が強いですね。
 しかもワンマンライブで華々しく初披露目され、更にアニメのOP曲でもある事から期待高まりまくりです。



 やはり今回の「Never say Never」で真っ先に印象が残るのは足ギターでしょう。振り付けがラッキー池田先生と聞いて、ジタバタ感の有る動きは相変わらずだな~と観ていたら間奏部分で更にやるか、そこまでやるかと変化していきます。

 そうしたコミカルなイメージが先行していたので、ISSUCAのオープニングで画が入ったのを観た時のカッコ良さは予想外にきまっていて、アニソンって伊達じゃないな~と思いました。

 またそう言った見た目を離れて歌詞を見てみると、応援ソングって事で、かなり直球で前向きな内容ですね。二番の歌詞が良いって意見もありますが、聴いてみると納得です。

 足ギターも二番の歌詞もアニメのOPには出て来ないので、折角の見せ場が…残念。

 キャンペーン中しげしげと見ていて…
・真っ先に曲の準備に入るアリスさん
・曲の出だしのレイミーさんの「にぱっ」とした表情
・曲途中でユカフィンと合流する時のミクさんの表情
・レイミーさんの笑顔でロックオンして、キャッチする振り付け
・曲終わった時のコヒメ師匠がやたら丁寧にレイミーさんの足を下ろす所
等が好きなのですが、握手会で言っても『え、そんな所見てたんですか~』と笑われる余りにもマニアック過ぎるヲレ目線。…何か青チーム推しみたいじゃないか。


 ここ数作「カップリング曲の方をタイトル曲と言われても疑わない」充実ぶりが続いているのですが、「Spark In My Heart~世界が終わるとしても」もまたコレ何かのOP曲で有ったとしてもなんら違和感ないカッコ良い曲。『シンケンジャーの』YOFFYさんの曲との事でもっと明るい曲調なのかと想像していたのですが、結構シリアス路線です。
 マホさんの煽りがやはり光りますね。


 同じくカップリング曲の「女神さまのポイントカード」は小心者故に『天網恢恢疎にして漏らさず』的な内容かと思ってましたが、全く逆の良い事をしているのを見逃さずにプラスの加算するという意味でした。でも赤信号渡れなくなると評判ですw。
 未だライブで未発表なので、今「初披露の」と振られるとこの曲ではないかと一番期待されてしまう曲になってますね。



 衣装はジャポロマがキラキラのフワフワだったのに対し、ガラッと雰囲気替えてシャキシャキのビシっとした印象です。太もものハートマークもさることながら、アフィリア制服のようにウェストをキュッと絞った点もポイント。
 衣装の胸エンブレムが市販されたのもなかなか嬉しかったですね。




 今回のキャンペーンはなかなか「地味に予想外」な展開が多かったように思います。そもそもが年明けてからの第四半期は春のワンマンに向けての準備期間のような雰囲気がしているものですが(この季節のシングルリリースとなると「未来が私を待っている」以来なのではないでしょうか)、前作から期間明けずにリリースというのも意外です。

 今まで割と月末リリースが多かったのに2/11と月半ばでのリリースとなった為か、ざっくり二週間ほど期間短くなってます。土日で考えるとイベント四会場程減った事になりますが、関西・名古屋有るので遠征しないとそれ以上の辛さを味わいます。
 またリリース週が過ぎるともうキャンペーン終わって「次いつ会えるんだろう…」と思ってしまうものですが、今回はリリース翌週にも土日月とボーナスステージ?のようにキャンペーンが有り、これが割とありがたかったです。

 新規獲得はここ最近のテーマらしく、リリース週連続キャンペーンの前日にも秋葉原でビラ配りが行われたのが、それを象徴しているように思います。
 そう言った新しい展開としては雑誌における広告の多用というのも一つの現れと思えて、これはアニメの主題歌という属性も有って、有功だったのではないでしょうか。

 あと特典会の内容も現場、もしくは前日にレギュレーションの変更、種目の追加などが頻繁に行われ、油断すると慢性化してしまう現場の活性化を目指しての施策だったと思われます。
 握手会に比べたら時間の掛かる応援メッセージやサインと言った「書き物」の種目も今回多く取り組んで貰えたのはありがたかったです。あの進行時間を心配してしまうと、ちょっと次回は二の足を踏んでしまいそうになりますから。



 さてウィークリー4位という結果は既に出ていますが…コレはどう評価すべきでしょうね。ジャポロマがタイアップ無しで他アイドルさんと直接対決に挑んで9位。今回はアニメの主題歌と大きなバックアップを得ての4位。

 3位とは80枚ちょいの差だった事から、もう現場にいるヲタ全員『あと1枚でも買っておけば…』と思った(あと1枚特典券有ればアリスさんまで個別握手行けたから怒られずに済んだってのも有りますが)のに対し、メンバーはあと80人CD買ってくれる人が増えたならと思ったそうです。


 『君達が1人10枚買うより、1枚買うファンが10人いた方が我々は嬉しいです』とは今から20年以上前に当時通っていたユニットのプロデューサーから面と向かって説教された時の言葉です。それと似た発言がリリイベ期間中のニコ生の『アフィリリル~ム』で有ったんですね。
 前者はループ多くてイベントが終わらないって話しで、後者はもっと自分達の事を多くの人に知って欲しいって意味で、その想いは別物だと思うのだけど…特典会偏重のプロモーションを否定する事に違いはないかなと。必要とされているのは今現場にいない新規さんで、ソレはヲレじゃないってって事に思い到ってしまいます。
 ヲタの個の力には限界があるから、不特定多数の一般消費者こそターゲットにすべきなのは、その方が健全で正しいのは理解していて、普段からそうあるべきと言ってるけど…いざ自分が既得損益を手放すとなると、その覚悟は無いと。

 昔アイドルさんに向かって『○○は順位とか売上とか気にすんな。イベント楽しんでくれたら良えねん』と言い切ったヲタさんが居たそうです。そのくらいアイドルさんの力になれたらね…。
 イベントに行けばヲレは楽しいけど…ソレってどのくらいアイドルに対して「力」になってるの??ってのは、前作からちょっと不安になりがちですね。