¡¡Hola!! ¿Cómo va todo?
「趣味は料理」と言ってみたい、Canaeですてへ
みなさん『銀鱈みりん』って、ご存じですか?
おそらく福岡県民の方はわかってもらえるかと…
私の実家では銀鱈みりんと言えばお弁当の定番、
甘くて脂がのってて、ご飯のお供に最高!
もちろん大好物です
↑この前母がお弁当久々に作ったよ、と写真を送ってくれました。ご飯の上にのっているのが銀鱈みりんです。はぁ、飯テロか。
生まれも育ちも福岡、
人生で日本だと福岡・佐賀・大分以外に住んだことがない私なので
福岡が日本のスタンダードだと思い込んでいる節がありまして
これがそんなマイナーな食べ物とはつゆ知らずがびーん
(福岡愛が強すぎる)
とにかく銀鱈というお魚(でもタラではない)をみりん漬けにされたものです。
この写真を見て無性に
「銀鱈みりん食べたーーーーい」という衝動が
でもここハエンには銀鱈もみりんもない。
それでも一度考えだしたら止まらない、
食に対しての強い執念で
作っちゃいました
お魚は今の時期脂がのっているお魚を
市場のお魚屋さんで探して
Gallineta カサゴ ちゃんを採用
スペインではメジャーなメルルサという鱈の仲間も
考えましたが魚屋のオネエサンが、
「今の時期アニサキス(寄生虫)が多いから
仕入れてないんだよ。」というので
そりゃいかん、却下や
その代わりに見るからに美味しそうで
かつオネエサンもイチオシなカサゴちゃんに決定
さて、肝心のみりんはどうしよう?
まず調べたのは、本みりんとはなんぞや。
Wikipedia先生によると、本みりんとは
・ アルコール度数約14%
・ 糖分約40-50%
・ 蒸したもち米に米麹を混ぜ、焼酎または醸造用アルコールを加えて60日ほど熟成、圧搾、濾過して製造される。
もち米由来のでんぷんが麹菌により糖化されるが
元々アルコールを加えられているため酵母菌によるアルコール発酵が抑えされ
その糖は消費されずに甘味がそのまま残る。
おや、それって酒精強化ワインのシェリー酒と似てない
そして「みりん代用」でググると
だいたい「白ワイン+蜂蜜でOK!」とな。
じゃあそれ甘口ワインでいいやん
スペインの甘口ワイン(デザートワイン)といえば
シェリーのペドロヒメネスかモスカテル
ペドロヒメネスだと干しブドウのように甘くて
粘性もあるのでそれはちょっと、、、?
そしたらモスカテルくらいかな
と考えスーパーへ。
そしたらちょうど良く
モスカテルのワインリキュールなるものが
シェリーではありませんが
アルコール度数15%で糖分たっぷり。
これイケるんじゃ
しかもたった2.30€(300円以下)
失敗してもいいや、という気持ちでご購入。
早速帰ってまずは肉そぼろを。
こりゃうまし
なんだかコクも付いてていい感じ
よし、味醂漬けもやってみよーう!
えいやー
と勢いでやったら美味しくできました
ちょっと香りが残っていたので
もう少し香りの弱いものだと良かったのかもしれませんが
Nonoちゃんも「日本の味」と喜んでくれたので
これをみりん代わりに色々と使ってみたいと思います
あと九州の甘いお醤油で作ればもっと美味しかったかも。
ちなみに参考にしたレシピはこちら
この日本食材店のないハエンで
一生暮らそうと覚悟しているので
ないものを嘆くのではなく
自分で色々と工夫できていければいいなぁ
とゆるく考えるようにしています。
酒精強化ワイン?モスカテル?は?
て感じの人多いかもしれませんが。
ご参考までに
↑キャベツの千切りが上手なNonoちゃんびっくり
Hasta luego
Canae
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