どうも大好きな韓ドラについての感想を語るブログです〜
今回は「ユミの細胞たち シーズン1&2」について
ドラマ感想 → ユバビという人物の考察 → ロスへの対策 という流れで、前後編で書いていきます
さて、ユミの細胞たちシーズン1・2を観終わって、かれこれ1ヶ月ほど経つのですが・・
いや〜、ユバビロスが半端ない
ドラマを観終わって、こんなに納得いかなくて引きずったキャラクターは、ミセンのチャングレ以来かな
え、なんで別れるの?? え、ユバビが悪いの?? え、な、なんで が止まらない
なんだろ、この、ミセンの「なんでチャングレを正社員にしないんだ〜」というあの憤りにも似た苛立ちと焦燥感。。
いや、いい意味でのドラマロスもたくさんあって、それは作品の世界観にもっと浸っていたい〜とか、もっと続きが観たいよ〜という良いロスで(最初のおっさんずラブとかそうだった)
でも、ユミの細胞たちシーズン2は、、 これはあかん これはダメ
まず、シーズン2の結末、あれ、あかんっしょ、あの終わり方・・
もう、最後ユミが大っ嫌いになっちゃったよ・・
シーズン2の最終話の後半で、せっかくそれまで大好きだった「ユミの細胞たち」の世界観が、ほぼ崩壊してしまい、トラウマ的なものだけ残った
もちろん人によって、あれはあれでいい結末だったとか、ユミに共感できたという意見もあると思う
でも、わたしはシーズン2の最後はドラマとしては破綻してたと思う
だって、ユバビという人物に対するユミの言動にも、新しい恋が始まるかも?みたいな匂わせにも、まったく共感できる要素がなかったから
なんでウンとバビがあの状態で、それでもユミを一途に思い続けているのか・・??
そこも謎だし、一方のユミはどちらの男のことも大して意にも介さず、すでに次の出会いに心が向かっているし、最後は新しい恋の予感の匂わせでしれっと終わるという・・
なんか、ドラマの始まりのタイトルシーンで、ユミの愛細胞が片足をあげて鶴の構えのポーズをしながら「アチョ〜」みたいなふざけた声を出すシーンが何度か出てくるんだけど、まさにあれがユミという人物の薄っぺらさを象徴しているかのようで、シーズン2の最終話で愛細胞のあのポーズが浮かんできてイラっとしたw
いいドラマなのに残念な終わり方やったな。あの結末は共感ゼロ
シーズン1はよかった。ユミが嫉妬深くても、感情的で衝動的で幼稚でも、ある意味そこも女の子らしいというか、まぁ許せたし理解もできた
何よりあの別れはウンが悪いし
自分のプライドを守るためとかユミを幸せにする自信がなくなったとか、聞こえはいいかもしれんけど、ようはユミにカッコ悪いと思われたくないという自己保身だったわけで
ウンは自分を守るために、結局はユミを捨てた。飼えなくなったから捨てます、って動物を捨てるように
ユミもまぁめんどくさい女だったけどさ、そこまで悪いことはしてなかったし、あの別れはウンが悪いね。ウンが復縁できないのは自分が悪いし、ウンには同情できない
ただ、じつはシーズン2を観はじめた時点では、ウンとユミの復縁を心から願っていました
ウンが自分の殻を破ってユミと復活してくれーと、その結末だけを心底願っていた。バビの方はむしろ、お前いらん!バビ出てくんな、くらいに若干ウザく思っていた
でもウンは一切連絡しなかったし、自分からは動かなかったよね。ユミの電話番号の涙の記号をみても。あれは無慈悲だったなぁ
対して、バビはというと、ウンに捨てられて傷ついた子猫のようだったユミを拾ってかいがいしくお世話して、ユミの傷心を癒し、ずっとあきらめていた夢にトライする勇気を与え、そばで月のように見守り愛情をそそぎ(まさにジニョンの歌の通り)、成功へ導いてあげた。それも恩着せがましくすることなんて一切なく
ユバビがユミの世界にきたから、ユミの世界にときめきや愛される喜びが生まれ、幸せな生活がはじまり、愛細胞も復活したわけで
ストレートに恋する気持ちや愛情を伝えてくれるバビ。セクシーな車中キス(あれ落ちない女子はいない)
あんな彼氏、現実におるか???出会えただけで奇跡っしょ
ユバビがいなかったらユミが自ら小説に挑戦することなんてなかったし、仮にしたとしても挫折してたはず
なのに、なのによ、ダウニーにちょっとグラッときたくらいでさ、別に浮気する気もサラサラなかったし、さっさと引っ越しを決めるという誠意ある行動を示したユバビをさ、ユミの恩人なのにさ、あの程度の地震で、たかが0.1秒以内に答えられなかった、ってだけで、そんなにさっさと切り捨てるの
ユミはウンに酷い扱いを受けた憂さをユバビで晴らしたのか? 負の連鎖??
とにかく、あれじゃユバビが報われない。最後までユミを引きずったまま、飛行機の中で遠くを見つめるユバビの表情のシーンの悲しさったら・・
もう、行き場のない虚空に一人取り残されているような、見てるこっちもヒリヒリするような寂しい眼差し、見てられなかった
バビの最後の機内のシーンは、ある意味、異次元へ追放されたユミの愛細胞と同じように、ユバビも一人ぼっちで閉じこもってしまったんじゃないかな、と思えた
ユバビはいつも周りから慕われて愛されてるのにそれを感じることもできず、イケメンで中身も神なのに誰かを愛することもできず、ユミを傷つけた後悔と孤独にさいなまれながら生きている(まあ、別にユバビが傷つけたわけでもないんだけどね、ユミの被害妄想ってだけなんだけど)
誰よりも幸せになる資格のあるイケメンが、誰とも幸せになれず一人ぼっちなんて・・(TT)
シーズン2の結末は、モヤモヤしすぎてしんどかった
ハワイでスモールウェディングあげろよ、キムユミ というやるせなさが、
チャングレを正社員にしろよ、(株)ワン というあのやるせなさを蘇らせた
頼むからユバビを幸せにしてほしい
ユバビが幸せになる過程を丁寧に描くシーズン3なら許せる。でもユミが別の誰かとゴールインするシーズン3なんて見たくもない
てか、もはやユバビには、心の狭いユミとは復縁してほしくないかな。復縁してもまたユミの幼稚さに傷つけられそうだから
ただ、悲しいかな、復縁がユバビが望んでいる唯一のことなんだろうな、きっと。あのクリスマスイブのトラウマの日からずっと
あと謎なのが、ユミってウンやバビがそこまでこだわるほど魅力的なの??という点
ウンもバビも、なぜユミが好きなのか?が描かれていない
ドラマではウンもバビもなぜか最初からユミに好意を持っている。そこがちょっと都合いい少女マンガ的な強引さがあるかなぁ・・
キムゴウンは間違いなく美女だが、ドラマの中のユミは大してパッとしない女子という設定のはず。それはコントロールZの反応からしてそうだし
このドラマは、キムゴウンがユミを演じていたから違和感なく観れてしまったけども、もし別の女優さんだったら説得力なかったかもな
キムゴウンだからウンやユバビが真剣になるのもすんなり見れた感じがする
あとユバビも、ジニョンを配役した時点で、破綻しちゃってたと思う
ドラマのユバビは原作のユバビとは完全に別物にしあがっている
ジニョンが演じたユバビは間違いなく史上最高のナイスガイ&王子様キャラ
ジニョンの演じるユバビが本物のいい男すぎて、もはや脚本が狙っていたユバビというキャラの軌道からは逸脱してしまったんじゃないだろうか・・
ドラマのユバビが原作とはまったく違ういい男になってしまったにもかかわらず、無理やり結末を原作に沿わせようとしたことで、話がチグハグになりどこにも行きつかない感じになっちゃったんじゃないかな。。
ユバビの人格が原作とは違ってしまった以上、シーズン3はいっそもうやらないか、あるいは原作とはまったく別の独自ストーリーをつくって、ユバビとユミを今度こそクリスマスイブに復縁させるか もうそのどっちかしかない
もしシーズン3出たら観ちゃうんだろうけどさ、ユバビを幸せにしないシーズン3だったら絶対観ないわーーーー
てなわけで、後編はユバビという人物の考察をつづります