人に精神無くんば 人無きに等し
精神に修養無くんば 精神無きに等し
よく修養せる精神は国家社会の一大資産なり
鈴木章さんは1930年、自然豊かな北海道鵡川町(現むかわ町)に生まれた。むかわ町で暮らす実弟の譲さん(76)によると、鈴木さんのニックネームは「二宮金次郎」。旧制苫小牧中学(現・苫小牧東高)まで約1時間の通学の車中でいつも本を読んでいた。
受賞に結びついた「鈴木カップリング」の発見の端緒は、北大助教授就任後の1963年から2年間、米パデュー大のブラウン教授のもとに留学した時に訪れた。発見につながるホウ素を含んだ有機化合物の研究に着手。
30人以上の留学生と切磋琢磨(せっさたくま)する激しい競争の中に身を置いたが、「一生懸命やれば面白くなる。興味を持てば負担は感じない」と思えたという。
若手研究者には、
「画期的な発見をするには、起きている現象や自然を直視する謙虚な心と小さな光も見逃さない注意力と旺盛な研究意欲が必要だ。
神が与える幸運もあるが、手を抜いては決して幸運はやってこない」
と助言してきた。
鈴木さんと根岸さんが新たに開発した化学反応(クロスカップリング)は、医薬品や
農薬などの製造に幅広く活用されている。例えば医薬品では、強力な血圧降下剤「バルサルタン」や、農薬では「ボスカリド」の合成などに大規模に用いられている。近年は、巨大プラントでこの反応を使って大量生産されている。鈴木カップリングを使った医薬品だけでも年間1兆円近くの売り上げがあるとみられる。
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/10/07/20101007k0000m040131000c.html
ノーベル化学賞を受賞した鈴木章・北海道大名誉教授(80)の実験に没頭する日々を支えたのは、「教科書に載るような研究をせよ」という信念だった。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101007k0000m040100000c.html
だが、16歳の時に、父が51歳で死去。6人の子供を抱えた母ナエさん(99年、95歳で死去)が衣類の行商で家計を支えた。章さんは恩師の勧めで北大を受験したが、譲さんは「母は『落ちてくれ』と祈ったそうです」と話した。
http://mainichi.jp/select/world/news/20101007ddm041040159000c.html
ノーベル賞の鈴木氏や根岸氏ら、皇居で文化勲章親授式
産経新聞 11月3日(水)13時31分配信
式典では受章者を代表し、鈴木さんが「それぞれの分野において一層精進を重ねる決意でございます」とあいさつ。続いて陛下が「みなさんが学問、芸術の上で大きな成果を収められたことをまことによろこばしく思います」とお言葉を述べられた。
式典後、7人は宮内庁で記者会見に臨んだ。ノーベル賞の2人はこの日、受賞決定後、初めて顔を合わせたという。根岸さんは「お互いにコングラチュレーション(おめでとう)といい、今後(研究を)一緒にすることを手短に話しました」と話した。
鈴木さんは「ノーベル賞に重ねて日本最高の文化勲章。驚きの連続でした」と喜びを語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101103-00000517-san-soci









