中国でハリポタ盗作疑惑 原作者、賠償請求も

 【上海=共同】中国紙、揚子晩報は22日までに、中国で間もなく出版される童話「冒険小王子」の内容の一部が世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズに酷似しており、著者のJ・K・ローリングさん側が1億ポンド(約158億円)の損害賠償を請求する可能性があると報じた。

 「冒険小王子」は中国人作家、周芸文さんの作品。出版に先立ち、試読用として全国の小学校に配布され、中国版「ハリー・ポッター」として注目されている。

 しかし、中国のインターネット上で、登場人物や物語の設定など18カ所に盗作の疑いがあると指摘された。(13:04)


http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090622STXKG042220062009.html



第115回「中国で『第2次模倣品被害』が広がっている(上)」(2009/04/07)

 日本の食品企業が相次いで中国市場に参入している。中国の大都市の大手スーパーなど高級食品を販売しているコーナーに行くと、ここは日本ではないかと思うほど日本語で表示された食品が並んでいる。食に対する日本のブランド力は中国国内では非常に高いので、模倣品が続々と出てきているようだ。従来は自動車関連、家電関連など工業製品の模倣品が中心だったが、いまは食品や生活雑貨品など日用品にまで広がり、「第2次模倣品ブーム」になってきたように感じる。先月、食品産業センター(東京都港区)が主催する「中国食の知的財産権ミッション」に参加し、広州市と上海市で日本製食品の模倣品の実態を見聞してきたので報告したい。


続々と出てきた日本製見せかけお菓子


日本製の製品「Made in Japan」は、中国では絶大な信用がある。品質がいいからだが、とりわけ昨年秋の中国でのメラミン事件以来、中国製の食品類は多くの中国国民に不信感を抱かせている。中国の大手食品メーカーの製品でも安全性で信用できないとの思いを持つ人が多いという。かつて日本に留学していた筆者の知人は、「輸入品は高くつくが、日本製の食品を販売しているスーパーに行って買い求め、日本製食品しか食べない」とまで語っている。それだけ日本製食品が信用されているのだが、どうしても価格が高いので庶民には高嶺の花だ。しかしそこは中国のことだから、庶民の手の届く価格で「日本製」が続々と市場に出回ってきた。


http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/baba.cfm?i=20090406c8000c8



純粋中国製に日本語を表記する新手口


 広州市で最大規模の国際食品市場へ行った。この市場は主として食品卸売業の市場だが小売りもしている。中国国内の食品類だけでなく輸入食品類も多数集まってくる。陳列ケースをみると、日本製もかなり扱っているが真正品なのかコピー製品なのかは見分けがつかない。


http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/baba.cfm?i=20090406c8000c8&p=2




第105回「無防備な中小企業がターゲットに!? 水面下で繰り返される日中間の商標トラブル」(2008/06/12)

 日本企業の商標が中国でいつの間にか中国人に登録され、その権利をめぐって日中間でトラブルになるケースが後を絶たない。金銭がからんだ交渉によって解決することが多いため、実態は水面下に潜りこんで表に出てこない。だからまた新たなトラブルが発生する。トラブルの内容は、10年ほど前に大企業で起きたものとほとんど変わっていないようだが、最近は知的財産権に不慣れな日本の中堅企業や中小企業がこうしたトラブルに巻き込まれるケースが出てきている。その解決策はどうしたらいいのか。


http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/baba.cfm?i=20080606c8000c8