9/5に血液検査を受けた結果が、当日の昼過ぎに分かり、病院の主治医から電話があった。
結果、甲状腺関係の数値が規定値を大幅に逸脱しているとのこと。
原因は投薬の影響と思われるが、第一内科受診を勧められて、最短で2日後の9/7の予約を入れてもらった。
当該薬を停止すると不整脈に影響が出る可能性もあるので、第一内科で診てもらって薬を追加するかを確認
◆2023/9/7(木)検診
①所見
先日(9/5)の血液検査で所見が見られた甲状腺関係の診断を第一内科で受診。
結果としては、薬(不整脈の薬であるアミダロンの副作用)による甲状腺機能低下を引き起こしているとのこと。
症状として、倦怠感(気力低下)、冷え症、瞼のむくみなどがあり、間違えなく甲状腺機能低下で現れるものとのこと。
(他に原因となるものは確認されていない)
治療としては、現在投薬している不整脈の薬を停止するわけにはいかないので、甲状腺の薬を追加して様子見。
②検査結果
・TSH(甲状腺刺激ホルモン):上昇・・・100超え
・FT4(甲状腺ホルモン):下降・・・ほぼ0
③治療
投薬治療、また薬が増えました。
現在まで、サルコイドーシスの影響と思っていた体調不良(倦怠感、寒気)が甲状腺の影響であったことは、違う意味でも少し安心です。別途治療によって改善する可能性があるからです。
◆甲状腺機能低下
甲状腺はのどぼとけの下にある蝶(チョウ)が羽を広げた形をした臓器で、甲状腺ホルモンというホルモンを作っています。
このホルモンは、血液の流れに乗って心臓や肝臓、腎臓、脳など体のいろいろな臓器に運ばれて、身体の新陳代謝を盛んにするなど大切な働きをしています。
甲状腺ホルモンが少なすぎると、代謝が落ちた症状がでてきます。
甲状腺ホルモンの産生は脳下垂体より分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)により調節されます。
「甲状腺機能低下症」とは、血中の甲状腺ホルモン作用が必要よりも低下した状態です。
甲状腺機能低下症による症状には、一般的に、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などがあります。
軽度の甲状腺機能低下症では症状や所見に乏しいことも多いです。
甲状腺機能低下症が強くなると、傾眠、意識障害をきたし、粘液水腫性昏睡と呼ばれます。
また、甲状腺ホルモンは、代謝の調節以外にも、妊娠の成立や維持、子供の成長や発達に重要なホルモンなので、甲状腺機能低下症では、月経異常や不妊、流早産や妊娠高血圧症候群などと関連し、胎児や乳児あるいは小児期の成長や発達の遅れとも関連してきます。
また、治療が増えてしまいましたが、頑張っていきたいと思います。