久しぶりの投稿で
1月以来となる
月日の経つのが早い早い
魚釣りをし始めると
どうしても人間の方向には気持ちが向かず
海の方向ばかり見てしまう
Twitterは止まってるし
Instagramもしてないぞ
でもしなくてはならない
という事では無い筈なので
気が向いたら という事で御勘弁下さい
前回の釣りネタで書いたエソ
味噌汁にぶつ切りで食べたが美味しい
さすが高級カマボコにもなる身質なのか
タラのようなしっかりした貝柱にも似た食感で
もし釣れたなら持ち帰りは決定な魚だった
しかしそれ以降は釣れないが
それに比べてヘダイはというと
しっかり締めて血抜きをして
冷蔵庫に寝かせてから
何日か後に刺身で頂いたが
なんか違うというか
臭みというか脂が変というか
アラも汁物にして食べたが
身が上等では無いという感じ
まずいという訳ではないけれど
期待はずれというべきか
これは次釣れても即リリースですね
だからヘダイなんて名前なのかと思えば
ブダイなんて魚もいて↓
ブダイは鮮魚コーナーにも出る
美味しいであろうイメージの魚で
舞鯛と書けば舞うように泳ぐ?
確かにくねくねと柔軟性ある泳ぎをして
でかいウロコで意外にもよく動き
武士の鎧のようなウロコの大きさなので
武鯛とも書くようだ
でも不細工の不鯛もしっくりくる
久しぶりに釣れたので
グレには敵わないと思いつつも
刺身にして食べてみた
いや旨い
グレを食べ飽きた?
そのせいもあるかも知れないが
口に入れた瞬間
まさに地魚
太古の原始人も食べたであろう
衝撃的に旨かった
ニザダイは以前食べた時には
あまり気にならなかったけれど
今回さばいた時はあまりの悪臭に
ギブアップ
とても食べる気になるような
そういうレベルではありませんでした
内臓が臭いだけで
身の方は美味いのは分かるんだけど
臭い物には蓋でした
さすがにグレは美味しい魚で
何にしてもいいけれど
個人的には頭が旨いと思います。
でもなぜか食べていると
キツイというか
強いというか
連日食べ続けていると
飽きてくる気がしている
多分 滋養強壮と言う意味で
Powerfood なのかもしれない
最近釣りをしていて
特に感じるようになったのが
釣るのが難しくなったなという事
自分自身が歳食って粘り勝ちってのが
減ったせいもあるかもしれないが
魚が賢くなり 知恵が付いて
そうやすやすと釣られる個体が減り
魚自体も相当に進化をしているなと感じる
外道でおなじみのバリも
結構目が良いし
ウキの当たり方にも
慎重さが滲み出ていて
掛けた後のやり取りでも
これがバリだったかのかと
正体が分かって
感心するような突っ込みの時があり
昔に比べて簡単な魚では無くなった
という気がしている
ハリス切れも多いが
口元を見て
バリってフグみたいな
一枚刃のような歯だった気がするが
これは気のせいかもしれないけど
ギザギザの歯になっている
細ハリスだと結構切られて
サヨウナラとなる
よく引く魚だし
食べれるんだけど
なぜか嬉しくない魚で
グレ釣りという
勝手にターゲットを絞って釣りをして
それ以外の魚が釣れるとガッカリをするという
あまり意味の無いことを人間というのはする生き物で
海とだけ向き合ってゲームをしていれば良いのに
根っ子にはしっかりと人間同士の共通の価値観があって
自由気ままに海と遊んでいるようで
実は意外と縛られていて
しっかりと価値が有りと無しがあるし
それによって喜んだり残念がったり
釣り人の一喜一憂
それでもやっぱり
ワクワク ドキドキ
狩猟採集の本能をくすぐる
身体に染みついてる遊びだから
釣りは楽しい
好きなように釣る
これが一番ですね
とは言え
この茶色い魚体が見えると気が抜ける
でもこれは仕方がないかなぁ
釣り人ってのはそういうもんだよなぁ
そう言えばフグもハリス切るのが巧くなった
居食いをするのはもちろん
水面下の浅棚で食うから
気が付けない
ウキポッチャンの音で駆け寄って来る
たっぷり時間をかけて
仕掛けを馴染ませて
全く反応なし
上げてみたら針が無い
フグがまん延して見える時はフグの活性が高い
ハリスは5号くらい20㎝もあればいい
釣り針も大きくして
ササッと切られたハリスに結んで
目視で釣り上げるといい
オキアミの白色が消えたら合わせるようにして
早合わせがいい
それでもガチガチ歯ぎしりするので
5号ハリスくらいでもボロボロになる
不思議なもので何匹か釣ると
群れ全体が危険を察知
居なくなってくれる
キタマクラの歯も鋭い
研いでるのかってくらい
これも進化してるのか
結局のところ釣られた魚ってのは
淘汰されてしまうので
この世から居なくなってしまう
賢い魚ばかりが生き残って
毎日反省会をして
こういうエサは食べないように
とか情報共有しているのに違いない
ほらほらこれが付け餌だよ
これはスルーしてねとか
百戦錬磨の大メジナが
木っ葉メジナに教えてる横で
すうーっとキタマクラが来て
あーぁ食べちゃったよ
吐き出して
あっ 動かないで
あーぁ動いちゃったよ
キィーんと糸が水を切る音がして
キタマクラは大暴れ
どんどん水面に引っ張られて
空に飛んで行ってしまいましたとさ
なんて言う事が
水面下で日常的に起こっているって
やっぱり魚達にとっては異常事態だし
目の前で見ていて起きることなので
一体何が原因なのか
沢山の前例を見ながら
これはマズイ
これは大丈夫と
常に学習をしているのだろう
魚がどれくらいの時間で物事を忘れるか
というのは釣りをする時には大事な事で
魚も怖い怖いでは生きて行けないので
真横で仲間が暴れ回って空に飛んで行っても
何分か何十分後には食いを再開する
というのは完全に私の予想で
釣りをする上で人間の言う事は鵜吞みにしない
というのも釣りをするには必要な事で
相手は海だし魚
海に通い
魚から答えを貰うのが基本
というのも私の考えだが
それもまた信じない方がいい
十釣人十色
こういう風に釣りたいとか
こんなんで釣れるだろうかとか
みんな色んな釣りをやってみて
自分の釣りが固まってくるのだと思う
ウキを浮かべてじっと見ている釣り
ウキを沈めてラインで待つ釣り
どっちも同じくらい楽しい
ただこれから磯釣りを始めようとか
初心者の人には
かなりハードルの高い遊びだろうなと思う
この頭で考えたコテコテの理屈が
いかに現場では通用しないものか
まさに 「 机上の空論 」 体験だから
何回も同じ釣り場でいいから
回数を重ねて道具に慣れて
毎回違う海を感じて見たらいい
私の場合は最近は
例のYouTubeで釣り関連動画を見たり
それこそ何十年も前から
釣り雑誌に出ていて
グレ釣り師として第一線で活躍している
名前はあえて上げないが
昔から有名な人が何人もいて
それを見ながら
目から鱗というか
四六時中海と向き合ってきた達人の
しゃべる言葉っていうのは
ひと言ひと言が聞き逃せない
大変に勉強になる
個人的には
私の四十数年の釣り経験があるからこその
共感できる部分があったり
理解できる言葉もあるんだが
それ言っちゃうの!!!
こりゃ釣り場から魚居なくなるな !!!
的なことも喋っているので
人間から得るなと言いつつも
釣りが巧くなりたい
という人は相当に近道になるYouTubeで
色々探して視聴する事をお勧めします
マジで一生釣りしてても
分からなかっただろうなって事を
人間の口から聞ける
ほんのちょっとした事なのだが
流石としか言いようがない
ライブウェルってのがあって
いけすのことだが
ある程度魚を貯めて
締めてクーラーに移して持ち帰る
という流れになるのだが
前にも書いたけど
そんなに食べることが出来ないし
冷蔵庫は満タンなるし
困ってしまうのがオチ
そんで最近大きめのライブウェルを買って
今までの釣りスタイルを大きく変更
釣った魚は一時的には貯めるけど
基本、全て放流
というスタイルに変えた
今までの青いバッカンでは小さいし
魚が飛び出してしまって
気が付いたら魚が減ってるなんて事もあり
しょっちゅう海水を入れ替えないと
魚が酸欠してしまう
余計な出費と装備の重量増しなんだけど
大きめのライブウェルにして
水汲み回数も少なくて済み
但し、予想通り大きく利点があることに
実際やってみても気が付いた
魚は持ち帰らないをやると
まず第一に好きなものが食べられる
これを食べなきゃのプレッシャーが無くなる
第二に魚を運搬しなくて済む
背負子でしょって運ぶ労力削減
第三に持ち帰ってから
とどめの魚裁きをしなくて良い
へとへとになって帰って道具を洗いメンテして
疲れた身体に鞭を打ってウロコ落としから
裁いて保存作業をする労働からの解放
第四は無駄に命を取らなくて済む
やはり多くの釣人は感じていると思う
私の場合も今までの人生
釣りをしたりしなかったりがあったが
10年間釣りしない期間があったなら
大量の魚の命が取られず救われたなと
魚にとってはめでたしめでたし
と思うことがよくあった
別に可哀想だからとか
罪悪感みたいなものは無い
ちゃんと食べればいいだけだから。
そして 「 こうあるべき 」 的な
「 自然を大切に 」 的な
他人にまで押し付けつけようとか
そんな気は全く無い
釣りは楽しく
ですからね。
そういう風に言って置かないと
結構な確率で 「 誤解 」 されてしまう
端的に言えば
釣れ過ぎると
重いし処理が大変
無駄に獲っても仕方ない
まぁ実際にそんな感じで
逃がすことをし始めると
不思議なことに
魚がよく釣れるようになった
さっき35㎝放流したけど
えっ すぐに36㎝が上がった
みたいに
首をかしげつつも
海の中からなんか見てるのかな
と思うくらいに良く釣れる
魚をかけてやり取りしても
執着が無いので
大胆にやり取りができる
別にハリスが切れても構わない
心に余裕がある
だってどうせ逃がすのですよ
無理に獲ることも無い
大容量のライブウェルになったので
しばらくは酸欠にならないが
あまり放っておくと白くなってくるので
すぐに海水を入れ替えてあげる
さすがにエアポンプは重いので却下
バケツで海水を入れてあげると
すぐに真っ黒になって元に戻る
なんで釣る度に一匹毎に逃がさないのか?
それは釣りには時合があるし
バタバタと釣れるチャンスに
生還者を放すのも
群れに危険サインを与える?
かもしれないからだ
そして最後にライブウェル釣りを
行う最大の理由がひとつ
これが第五番目の一番大きな理由かな
釣った魚を集めておいて
自分の釣果を目で楽しむ
ということ
これは結構自分にとって新しい楽しみで
捕獲した獲物を観察
魚と戯れて
サヨナラをする
ほらほら人間の手だよと
魚と遊ぶ
手を入れると最初は怖がって
逃げ惑うが
危険でないと分かると
触っても平気になる
手に取れるようになったら
そっと掴んで
海に帰す
もしかしたらこういうのを悪趣味
と言うのかもしれない
でも魚好きな人なら
分かってくれると思う
釣った時これやっぱ
持ち帰ろうかなと思っても
遊んでいるうちに
海に帰す気になってしまう
もしかしたら
こういう釣りも
楽しいかもしれない
と思って実践
やはり楽しい
文字通り 「 楽 」 だしね
たっぷりと地上の世界を見せて
海に返してあげる
みんな喜んで海に帰っていく訳だが
深淵な2500mも深い海が
すぐそこの駿河湾
よくもまあ怖くないものだ
人間なら10分間も生きられない世界
駿河湾の底がどんな なってるのか
知ってるのかい?
と 小メジナに問うたなら
人間も空間の果てを知ってるのかい?
と 返された
見通しの効かない海底を見つめ
恐ろしやぁと思いつつも
竜宮城ってあるのかな
と ベラに問うたなら
鯛やヒラメはいるけどね
だとさ
この広い宇宙には地球外生物が
うじゃうじゃ存在していると
私は信じているが
はたして生命が誕生して進化するのに
こういう海水のような液体が必要なのだろうか?
乾いていてはダメなのか
ガレキだけでは生まれないのか
本当に海が生命のルーツなのか
じゃぁ月に海水を持って行って
水びたしにすれば何かが発生するのだろうか
凍ってしまったらダメか
そういうことは
いくら釣りをしても分からない