こんにちは!Campus Latte+の金子です。
しばらく間が空きましたが、12月18日に開催されたコンサルティング業界セミナーの報告です。
当日は落合第一地域センターにて、日本IBM、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)、コーポレイトディレクション(CDI)よりコンサルタントの方々をお招きして、パネルディスカッションと交流会を行いました。
(野村総合研究所、アクセンチュアのコンサルタントは仕事の都合により欠席致しました)
3時間にも渡るセミナーでしたが、本気でコンサルタントを志す方から業界を知ろうとする方まで広く質問を頂き、回答していきました。
そこで今回は、特別にパネルディスカッションの内容を掲載致します!
コンサルティング業界研究をする上で、ぜひお役立て下さい!!
なお、長文となるので4部構成にしてあります。
本トピックでは第1部を掲載しています。
---------
---------
【第1部 コンサルタントとは】
―まず、コンサルセミナーというものが初めての方が多いので、そもそもコンサルタントとはどのようなお仕事なのか教えてください。
青山:一言で言うと「問題解決屋さん」です。
お客様が抱えている問題の原因調査をお客様自身にヒアリングしたり、データ収集をすることで自ら仮説を立てたりして原因をきれいに整理してから、その原因に対する問題解決策を提示する、というのが大まかなコンサルの仕事です。
その原因が人間関係だったりすることもあります。
野地:「相談業」ですね。
お客様が困った時に来て、話して、すっきりしていくという感じです。
真鍋:社内での対立も結構あったりします。
上層部と現場の関係がうまくいってなくて、現場が動かない原因調査をしたり、どうすれば現場が動くのかという提案をして上層部を説得するということも多いですね。
―コンサルタントになろうと思ったきっかけを教えてください。
野地:コンサルのセミナーに参加して、そのセミナーで「コンサルってかっこいい」と思ったことがきっかけです。
よくよく考えると、人を助けることや物事をじっくり考えることが好きで、これは自分にあっている仕事だと思いました。「自分で考えたことを売ってお客様からお金をもらう」というビジネスモデルも魅力の一つでした。
真鍋:就職活動の時点では業界を絞らず、さまざまなところを受けていたのですが、やりたいことがなかなか見つかりませんでした。
そこで、やりたいことではなく、自分がどういう人になりたいかという観点から考えていたところ、就活時にお話したコンサルタントの方々が魅力的で、自分もこのような人になりたいと憧れをもったことですね。
青山:きっかけは二つあります。
一つは、物事をじっくり考えて答えを出して、誰かの役に立つという仕事がしたかったからです。
もう一つは、東京勤務を希望していたからです。日本の大企業は最初に地方へ飛ばされてしまうので、それは避けたかったです。
―皆さんコンサル業界に対するイメージ先行や憧れが強かったとおもいますが、コンサルの仕事は入る前と入った後ではギャップはありましたか?
野地:実際はそんなにかっこいい仕事ではなく泥臭いですね。
問題解決のためにわけのわからない仕事をしていたり、問題の原因が人間関係でその修復の手助けをしたりと、これが華々しいコンサルの仕事か!?と思う時もあります。
―コンサルタントの魅力とは何でしょうか。
真鍋:先輩や同期に優秀な人が多いことですね。
「こんなに頭の良い人がいるのか」と思うくらい優秀な人が結構いて、その人たちと一緒に働けることはすごく幸せなことだと思います。
野地:社長など偉い人に会うことができたり、先輩・同期に頭が良く人間的にも楽しい人が多ので、時間的には長時間働くことが多くて大変ですが、その人たちと働くことができて楽しいですね。
青山:楽しいといえば、いろんな業界の人と関われることですね。
プロジェクトごとにその特徴や新しい知識などをキャッチアップしなければならないので、大変なことでもありますが、常々新しい仕事に取り組むことができるというのは楽しいですね。
第2部 に続きます!