OG:石坂さん

レポーター:渡邊奈々

日時:2007年7月25日 午後

[学生時代と就職活動について]

英 文科を卒業したため、学生時代は、オーストラリアでの短期留学を経験しました。語学力の向上だけでなく、そこで得たホストファミリーとの温かなつながり は、一生の財産として今でも大切な思い出となっています。また、接客業のアルバイトを通し、人と接する仕事の楽しさを知ると共に、将来は接客のプロになり たいと思う気持ちが生まれていきました。就職活動は、やはり人が好きであるという点を生かすことを第1に考え、多くの人と関わり、人を喜ばせることが出来 る仕事を志望しました。ホテル業なども視野に入れていましたが、国際的な視野を持つ会社でCAになれたことは、とても幸せに思っています。

[現在のお仕事について]

羽 田空港の発着飛行機に搭乗しています。シフト制のため、勤務時間はとても不規則で、早朝4時からの出社もあれば、夜中まで続く日もあります。機内での仕事 となる為、体調管理は大変ですが、やはり多くの方と接する楽しさは大きく、接客の魅力を存分に味わえる仕事であると思います。そして、沖縄、大阪など地方 での滞在日数は多いです。夜泊まるだけのハードスケジュールの時以外は、名物などを食べに行ったり、友人と会うなどの時間を確保し、プライベートな生活を 充実させています。

[レポーターの感想]

石坂さんは、優しく楽しく、そして常にこちらの質問に一つ一つ丁寧にお答えして 下さりました。そこから感じる温かな姿勢は憧れの職業と言われるCAそのものであり、気配りの心、女性らしさを感じました。石坂さんの「就職面接は1つの 接客」というお言葉は、非常に心に残るものでした。どんな状況であっても、自分中心に考えるのではなく、相手への敬意・気配りを忘れない。CAという職業 を超えて、人としての生き方、忘れてはならないあるべき姿を感じ、また、人と人を繋ぐ接客業の素晴らしさを改めて実感する1日となりました。お忙しい中、 お休みの日を使ってお会いしてくださった石坂さん、本当に素敵なお時間をどうもありがとうございました。