先輩の役割
今日の心がけ◆振り返る時間を作りましょう
Ｓさんは、
現在の部署に配属されて１年が経ちました。
いろいろな経験を経て、
最低限の仕事は覚えることができました。
そのような中、
同じ部署に後輩が入ってきました。
これからは、
後輩を指導する立場になることを自覚したＳさん。
自身の業務が立て込む中でも、
連携を図れるように積極的に声をかけました。
しかし、
後輩にやる気が感じられません。
初めての業務にとまどっていることは理解していましたが、
Ｓさんはつい感情的になってしまいました。
二人は、
しばらく険悪なムードのまま仕事を進めていました。
その後、
仕事が落ち着いてきたところで、
Ｓさんは後輩育成について冷静に考えました。
すると、
自分も１年前は、
後輩と同じように悩んでいたことを思い出したのです。
後輩の姿から、
過去の自分を見つめることができたＳさんは、
声を荒げたことを詫びました。
そして、
仕事の指導だけでなく、
相手の気持ちや状況を考えることも、
先輩として重要な役割であることを学んだのです。
一般社団法人倫理研究所発行「職場の教養 １２月号」１２月１１日より
教えてくれる人がいるということは、
仕事をする上でとてもありがたいことですね。
でも、
だからこそ、
後輩に厳しくなってしまうのかも…。
自分の場合、
聞きたい父は意識不明で、
その後すぐに亡くなってしまったので、
誰も教えてくれる人はいませんでした。
だからスタッフには、
自分が悩んだ時のことを思い出しながら教えてきました。
今思えば、
その頃が懐かしい～☆
振り返る時間を作って、
今日１日…素敵な日にしましょう。
今日の道しるべ
（標語カレンダー２０１７より）
【持っているから、見つけられる】
相手の良いところは、
自分になければ見つけられない。
良いと思うところを、
ますます磨いていこう。
☆皆様からの応援に感謝いたします。－ありがとうございます－☆
