「登録日本語教員資格」は、令和6年4月に創設された日本語教師の国家資格です。以下に主な内容を説明します：
取得要件
• 試験合格：文部科学省が年1回実施する「日本語教員試験（基礎試験・応用試験）」に合格する。
• 研修修了：登録実践研修機関で実施される実践研修を修了する。
取得ルート
• 養成機関ルート
◦ 登録日本語教員養成機関（文部科学大臣認定）の課程を修了した後、別途実践研修を受ける。
◦ 養成課程と実践研修が一体となった機関で修了する。いずれも基礎試験は免除されるが、応用試験の合格が必要。
• 試験ルート
◦ 養成機関の課程を受講せず、基礎・応用試験の両方に合格した後、実践研修を修了する。
適用範囲
• 今後、文部科学大臣が認定する「認定日本語教育機関」で教えるためには必須となる。
• 認定機関以外（オンライン講座や日本国外の学校など）では、各機関の採用基準に従うため、資格は必須ではない。
現職者向け経過措置
• 令和11年3月31日までの5年間、現職の日本語教師は特別なルートで資格を取得できるよう整備されている。
最新の詳細情報は、文部科学省の公式サイトや問い合わせ窓口で確認することを推奨します。
