EENOURの容量2000Whのポータブル電源を購入して2年が経ちました。

自分なりに感じた使用感とこれから買われる方へのアドバイスなどを書いてみたいと思います。

 

  購入機種

EENOUR P2001 リン酸鉄リチウム電池

 

  容量

バッテリー容量2000Wh

充電入力1100W 1.8時間

バッテリー容量は大きければ大きいほどいいに決まってますが取り扱いやハンドリング性も考えると2000Wh、本体20キロくらいが一つの目安でしょうか。

20キロを大きく超えると女性では車への積み込みができないかもです。

 

  価格

2年前当時18万円だったのをポイント4万ポイント使って14万円で購入。

2000Wh機としてはかなり安く買えたんですがねぇ・・・
現行モデルは12万円を切る価格にまで下がってきています。

物価高とかいうてますがポタ電についてはそれでも年々価格が下がって容量も増えています。買い時がないのがポタ電。ほしくなったらその時が買いです。

現行モデルはEENOUR P2001PLUSになっています。

入力電力の調整ができるようにアップデートされていますのでオススメできます。

 

 

  使用用途

キャンピングトレーラーのメインバッテリー

イベント音響機器・ライトアップ等の電源

DIY時の電動工具の電源

Eバイクの充電などなど

トレーラーに備え付けのリチウムバッテリーと違って持ち運びができるのが最大のメリットでありいろんなシーンで使えます。

 

  トレーラーとの相性

ヘッド車がアウトランダーPHEVなのでそもそもポタ電が必要なのかという疑問符がつきますが、夏場のトレーラー泊ではウィンドエアコンをがんがんに使うため電源供給先をヘッド車とポタ電にレバー切り替えできるようにして使い分けしています。

これによりヘッド車切り離して入浴や買い物に行ってもポタ電で空調つけっぱなしが可能になり夏場は特に快適に過ごせます。ポタ電にUPS機能があればなお便利でヘッド車からのAC電源が落ちてもポタ電から自動で供給されるので家電類がリセットされることがないです。

 

  不具合

移動中にヘッド車のACコンセントで充電する場合、1100Wで充電されるのでコンセントが熱で溶けることがあります。※以下画像参照

上記のことから入力充電量が任意に調整できるタイプを強くお奨めといいますか調整できないものはいくら安くても買うべきではないと思います。

 

アウトランダーのコンセントが熱で溶けている画像です。

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■フロアコンセント

■ラゲッジコンセント

■OAタップ

 

  メンテナンス

使わないときはトレーラーから降ろして夏場は涼しいところ、冬場は暖かいところに置くようにしています。充電量も60~90%くらいにして保管。

数か月に一回0%まで使い切って満充電しています。

 

  総括

今のところ私の使用頻度における劣化はみられず2年を過ぎても十分な性能を発揮している。決してお安いものではないが災害が多い我が国においては一家に一台あってもいいのがポータブル電源と感じている。

 

キャンピングカーも昨今はメインバッテリーにポータブル電源を使った仕様のものが増えてきているし、今後もこの流れは変わらないと思います。

 

いずれにせよポータブル電源も使うと充電する必要が出てくるわけでその手段をどこに求めるかです。連泊するとRVパークやキャンプ場で充電するかソーラー充電で賄えるかになりますがアウトランダーPHEVなら走りながら簡単に充電できるのは大きなメリットかと。

 

ただ、私の買ったモデルのように入力充電量を任意に調整できないモデルはコンセントが熱で溶ける危険性が高いのと自宅で他に家電を動かしながら充電するとブレーカーが飛ぶこともあります。何度も言いますが、これから購入する方は値段と容量だけ見るのでなく入力充電量が調整できるか否かは絶対に見て買ってくださいね。あとUPS機能は絶対にあったほうがいいのでこれから買われる方はUPS機能付きを選んでください。

 

保証期間は2年だったので終了。毎日使っても10年使える的な宣伝文句が書かれていますがこれからは耐久テストに入っていきます。

中華品質なので10年とはいいませんが8年くらいは今の性能維持してくれれば御の字かな。

ポータブル電源は仕事にも生活にもなくてはならないものになりつつあります。

今使っているのが壊れたとしても再度購入することになるでしょう。

 

ご参考になれば。