Double Rings #235 |  キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

 キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

   旅が好きです。旅の手段、目的、楽しみなどに関わる諸々に興味を持ってきました。
   ここではキャンプ道具という枠で投稿するつもりですが、脱線話もお許しください。(^^)
仕事部屋、兼倉庫からのつぶやきです。

Feuerhand関連のハリケーン型ランタンを記事にしてきましたが、ハリケーン型で最も多く市場で販売されているのは中国製でブランドがどこかわからないような製品だと思います。

 

たとえば、日本のロゴスやキャプテンスタッグからも少なくとも90年代前半のカタログにはハリケーンランタンが載っていますが、これらは中国製のモデルですね。価格も安価で入手しやすく、FeuerhandやDietz等老舗ブランドと比較してなんら遜色もない製品です。

ただ、遜色がある製品、例えばホヤが耐熱ガラスではなく、カット部分が鋭利で手が切れそうな製品や空気の循環に難があるのか煤が出やすく・・・・・繁盛ホヤを拭かなければならない・・・・がその都度手を切りそう・・・という具合に買って後悔する製品もあります。

 

Feuerhandで記した通り、私が常用するハリケーンランタンは一つがFeuerhand#276、そしてもう一つが今回の製品になります。

購入時期はFeuerHand#276より数年前でしたがよく使うようになったのはFeuerhandを購入してからです。

 

Double Rings#235

漢字で双球?当時のことをあまり憶えていないのですが、もしかするとキャプテンスタッグの取扱だったかも・・・・

【FEB.23.2023訂正追記】

このランタンの取り扱いはロゴスでした。

当方の記憶ではロゴスのブロンズランタンのタンクにはブランド名等は何もなかったという記憶を元に消去方でキャプスタではないかとつぶやいてしまいました。

確かに当方所有のロゴスのブロンズランタンには双球の文字はありませんが、元箱の写真には双球の文字が確認できました。多分ですがどちらもロゴスの製品なのだと思います。(およそ90年代の製品)

お詫び訂正いたします。

 

 

バーナー下部、及びタンクキャップに自分でOリングを取り付けました。

燃料のこぼれ、しみ出しを少しでも押さえるためです。

後にはじめからOリング付きのモデルがあったことを知って、余計なことをしたわけではないことがわかりました。

 

実はこの二つのハリケーンランタンを常用するために、私は燃焼器具を二つのアプローチから変更していくことを計画しました。

それは、キャンプ用の燃料を将来的には灯油をメインとするためです。

二つのアプローチとは一つは灯油(ケロシン)を燃料とする燃焼器具に買い替える・・・

もう一つはメインとして使っていたコールマンのガソリン燃焼器具を灯油でドライブする・・・ということです。

 

当時、ケロシン専用機はとても高価で現在のような中古品を入手出来る環境も整っておらず、中古のアンカー(ペトロマックス型ランタン)一つにけっこうな金額を払った記憶があります。

そしてストーブは今まで自動車用ガソリンで使っていたコールマンの413Hを灯油で使えないかと試行錯誤をくり返していくことになります。

中古のアンカーに起こるトラブルと413Hを灯油でドライブすための試行錯誤は、私の家族が丁度いわゆるファミリーキャンプを楽しめる年代であったことと重なってかなりの時間を費やすことになりました。

元々、コストパフォーマンスのよい燃料は何かということで試行錯誤していた結果として当時自動車用ガソリンでコールマンの燃焼器具をドライブしていたのですが、北海道で出会ったご夫婦の影響で灯油が探し求めていた燃料なのではないかと確信してFeuerhandやアンカーを購入し、ケロシン沼へとはまっていったわけです。

 

今となってはこの頃のキャンプがもっとも楽しく充実していました。

この試行錯誤の内容や結果については改めて記事にしたいと思っています。

 

今回のハリケーンランタンは、当初は壊れても無くしても盗まれてもよいからと使い始めた製品だったのですが、私の最も楽しく充実したキャンプとともに過ごしたランプだったがゆえに、私にとってはかけがえのない道具です。