Primus Forest family Tent IP-FD-1 |  キャンプ用品・資料倉庫からのつぶやき

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   旅が好きです。旅の手段、目的、楽しみなどに関わる諸々に興味を持ってきました。
   ここではキャンプ道具という枠で投稿するつもりですが、脱線話もお許しください。(^^)
仕事部屋、兼倉庫からのつぶやきです。

しばらく幕体モノが続きます・・・
6月以降は、雨に虫、暑さで試し張りが嫌になるので、その前に張っておきます。

でも・・・・流行モノは出てきませんよ。古いテント、しかも大衆的な製品がほとんどです。

といいながら、今回は少し珍しいでしょうか?
90年代に販売されていましたが、あまりフィールドで見た記憶がない・・・・
2000年のカタログあたりまで掲載されていましたね。

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フライはキャノピーのある前面以外の3方向も開閉できます。


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【Primus フォレスト IP-FD-1(ドーム型ファミリーテント)】

インナーテントサイズ:300×250×190(h)cm
設営サイズ:440×540×200(h)cm
収納サイズ:22×23×73cm
重量:約7.5kg

フライシート:70Dナイロンタフタ/1200mmPUコート
インナー:70Dナイロンタフタ/800mmPUコート・70Dナイロンタフタ/ブリーザブル
ボトム:210Dナイロンオックスフォード/1200mmPUコート
ポール:ジュラルミン#7001

このテントがスウェーデン本国の物か、イワタニプリムスの企画によるものなのか気になるところです。
4Pole Geo JW95-IWA-0130というタグにもヒントが隠されていそうですね。
中国製ですが、たぶん他ブランドのテントも作っている会社のテントなのでは?

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Passed EC T-J-2の意味も気になる所・・・・

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日本の注意事項タグも付けられています。

このテントの特徴は高さがあるテントのポールの上部湾曲部分のストレス軽減策としてポールとポールを連結する部材(ハブ)を使ったフレームワークになっていることです。

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当時、ヨーレイカの他、日本では小川、ダンロップ、ロゴスなどでもハブを使ったテントが見られました。
ハブはプラスチックの他、アルミを使用する製品もありました。
本モデルはプラスチック製になります。
そういえば、ハブを使ったテントは近年、あまり見ないですね。

正直、細いジュラルミンフレームをジオデシック構造に組み上げるので、ポールを曲げてしまわないよう神経を使うテントです。また3本のフライポールを使い、そのうちの1本のスリーブがタイトで決して設営しやすいテントではありません。

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まあ、張り上がるとその苦労が報われるテントでもあるのですが・・・

テントの色ですが90年代っぽいですか?
ブルーシート上に置くと色が被って
イマイチの印象もありますが・・・・このプリムスのロゴを見ての通り・・・

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スウェーデンの国旗の色なんですね。そう見るとなかなか洒落て見えませんか?

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う~ん、収納ケースなど某ブランドの製品と似ている気が・・・(^^

著作権法に抵触しますが、取扱説明書が入手しにくいと思いますので、製品を所有される方が安全に本モデルを使用できるよう取説を公開します。ご指摘があればすぐに削除したいと思います。

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