前回の記事で三色と即リーについて個人的に思うところを書いたが…
それでは、実際↓のような場合だったら私はどうするか、考えてみた。
※ルールは赤ドラ無しのアリアリ。全てドラは⑥。
【確定三色の場合】
1.純チャンへ変わる目がある両面聴牌
→基本的に即リー。
9sツモで確定純チャンへ変わるが、その代わり平和を失う。
平和・三色と純チャン・三色の3900と8000という差は待ち牌の枚数に比例している。(1:2)
9sをツモる前に8sをツモり、「リーチしていれば…」だけは避けたいのでリーチ。
差が小さい状況や浮いている状態なら、ダマテンの方がいいかもしれない。
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2.純チャンへ変わる目がある間張聴牌
→基本的にダマテン。
9sを引いて純チャンはもちろんだが、4sや8sを引いて平和も大きい。
ただし、鳴いている他家がいる場合、牽制や勝負を期待してリーチするかもしれない。
筋ひっかけなどになってない場合、私は456牌の間張リーチはあまりしたくないが…
リーチして5200ならデメリットよりメリットの方が大きいと考える。
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3.純チャンへ変わる目があるシャボ聴牌
→基本的にダマテン。
9sを引いて純チャンはもちろんだが、6sや8sを引いて平和も大きい。
ただし、鳴いている他家がいる場合、牽制や勝負を期待してリーチするかもしれない。
シャボリーチで、片方が么九牌の九萬なら出和了れる可能性もあると考え、また…
リーチして5200ならデメリットよりメリットの方が大きいと考える。
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4.純チャンへ変わる目があるシャボ聴牌2
→基本的に即リー。
3.と同じシャボ待ちだが、七萬を引いて高め純チャンになった所で、その九萬を2枚使っている。
それならば、いわゆる並びシャボだが、端牌ということもありリーチを掛ける。
ただし、八萬が⑧や8sだったら、3.と同様に基本的にダマテン。
なお、14枚目の牌が他色の1か9だったり、ドラだったりした場合は、八萬を1枚切ると思う。
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【高め三色の場合】
5.高め純チャン三色の両面聴牌
→基本的にダマテン。
ダマテンで平和・純チャン・三色の跳ね満がある。
リーチしてツモるか裏ドラが乗れば倍満まであるが、倍満条件以外ならダマテン。
牽制する意味でリーチする手もあるが、4sだとツモった所で700/1300しかない。
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6.純チャンへ変わる目がある両面聴牌
→基本的に即リー。
9sをツモれば高め純チャン三色の平和聴牌となるが、結局4sをツモれば元の木阿弥。
ダマテンで1sで和了ったとして3900か1300/2600止まり。それならばリーチがよい。
高めなら7700か8000確定、安めでも裏ドラ1枚で3900か1300/2600になる。
最高めになる条件として、1・4sツモの前の9sツモ、それから1s…これは厳しいと考える。
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7.三色へ変わる目がある両面聴牌
→基本的にダマテン。
リーチすればメンピンが確定するが、裏ドラ以外期待できない手になってしまう。
即ヅモが十分ありえる手だが、私はリーチを自重しダマテンに構える。
ただし、他家を牽制する必要があるならリーチするかもしれない。
ダマテンとして、6・9sツモの1000と、その前の1sツモの3900~12000、私は後者を選択する。
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8.三色へ変わる目がある間張聴牌
→基本的にダマテン。
1・3・4・8sツモで平和聴牌となるからダマテン。
平和でもタンヤオでも、出和了れるということは非常に有利だ。
やはりリーチ無しで出和了れる手を作るということが基本だと私は思う。
ただし、ドラ2など、ドラで高打点を望める場合はとにかく聴牌を目指すべきだろう。
ところで、私は1sツモなら即リー、それ意外ならダマテンを選択する。
理由は↑で述べたとおりだが、高めを2度ツモる必要がある平和は基本的に即リーだ。
どんな手かは、前回の記事で紹介した↓が好例だと思う。
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9.三色へ変わる目があるシャボ聴牌
→基本的にダマテン。
理由は8.とほとんど同じだ。ちなみに、たとえ両面聴牌でも、役無し・ドラ無しの即リーは考え所だ。
即リーかダマテンか、人それぞれに基準があるだろうが、複雑すぎて結局よく把握できてないこともある。
「これならこうだ」「あれならああだ」と書き述べたところで、「なら、○が×なら?」と質問すると…
一貫した答えが返ってきたり、逆の答えが返ってきたり…細かく問い質さないと最終的に分からない。
ちなみに私が役無し・ドラ無しの両面聴牌を基本的にダマテンにする理由は…
「リーチして降りる他家は1人か2人、少なくとも1人は勝負してくる。」と考えているからだ。
「勝負してくるなら振り込むかも…」と言えるが、リーチに勝負する以上それなりの手と見るべきだ。
それなりの手に1300で勝負する意義があるのか、逆に振り込んだ際の支出は大きくないか…
そんなマイナス思考だから、思い切ったリーチを最近打てていない気がする。
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フリテンリーチを辞さないなら、最高めの追求もいいだろうが、私はそれこそ好まない。
フリテンリーチは沈んでいる際の非常手段、そして沈んでいるなら最高め…という考えだ。
とは言え、それでも、オーラスが自分の親番なら、さっさと和了って親番に持ち込みたい。
オーラスを除き、たとえ1000点でも和了り逃しをすることが一番の悪手だと私は思う。
それでは、実際↓のような場合だったら私はどうするか、考えてみた。
※ルールは赤ドラ無しのアリアリ。全てドラは⑥。
【確定三色の場合】
1.純チャンへ変わる目がある両面聴牌

→基本的に即リー。
9sツモで確定純チャンへ変わるが、その代わり平和を失う。
平和・三色と純チャン・三色の3900と8000という差は待ち牌の枚数に比例している。(1:2)
9sをツモる前に8sをツモり、「リーチしていれば…」だけは避けたいのでリーチ。
差が小さい状況や浮いている状態なら、ダマテンの方がいいかもしれない。
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2.純チャンへ変わる目がある間張聴牌

→基本的にダマテン。
9sを引いて純チャンはもちろんだが、4sや8sを引いて平和も大きい。
ただし、鳴いている他家がいる場合、牽制や勝負を期待してリーチするかもしれない。
筋ひっかけなどになってない場合、私は456牌の間張リーチはあまりしたくないが…
リーチして5200ならデメリットよりメリットの方が大きいと考える。
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3.純チャンへ変わる目があるシャボ聴牌

→基本的にダマテン。
9sを引いて純チャンはもちろんだが、6sや8sを引いて平和も大きい。
ただし、鳴いている他家がいる場合、牽制や勝負を期待してリーチするかもしれない。
シャボリーチで、片方が么九牌の九萬なら出和了れる可能性もあると考え、また…
リーチして5200ならデメリットよりメリットの方が大きいと考える。
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4.純チャンへ変わる目があるシャボ聴牌2

→基本的に即リー。
3.と同じシャボ待ちだが、七萬を引いて高め純チャンになった所で、その九萬を2枚使っている。
それならば、いわゆる並びシャボだが、端牌ということもありリーチを掛ける。
ただし、八萬が⑧や8sだったら、3.と同様に基本的にダマテン。
なお、14枚目の牌が他色の1か9だったり、ドラだったりした場合は、八萬を1枚切ると思う。
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【高め三色の場合】
5.高め純チャン三色の両面聴牌

→基本的にダマテン。
ダマテンで平和・純チャン・三色の跳ね満がある。
リーチしてツモるか裏ドラが乗れば倍満まであるが、倍満条件以外ならダマテン。
牽制する意味でリーチする手もあるが、4sだとツモった所で700/1300しかない。
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6.純チャンへ変わる目がある両面聴牌

→基本的に即リー。
9sをツモれば高め純チャン三色の平和聴牌となるが、結局4sをツモれば元の木阿弥。
ダマテンで1sで和了ったとして3900か1300/2600止まり。それならばリーチがよい。
高めなら7700か8000確定、安めでも裏ドラ1枚で3900か1300/2600になる。
最高めになる条件として、1・4sツモの前の9sツモ、それから1s…これは厳しいと考える。
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7.三色へ変わる目がある両面聴牌

→基本的にダマテン。
リーチすればメンピンが確定するが、裏ドラ以外期待できない手になってしまう。
即ヅモが十分ありえる手だが、私はリーチを自重しダマテンに構える。
ただし、他家を牽制する必要があるならリーチするかもしれない。
ダマテンとして、6・9sツモの1000と、その前の1sツモの3900~12000、私は後者を選択する。
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8.三色へ変わる目がある間張聴牌

→基本的にダマテン。
1・3・4・8sツモで平和聴牌となるからダマテン。
平和でもタンヤオでも、出和了れるということは非常に有利だ。
やはりリーチ無しで出和了れる手を作るということが基本だと私は思う。
ただし、ドラ2など、ドラで高打点を望める場合はとにかく聴牌を目指すべきだろう。
ところで、私は1sツモなら即リー、それ意外ならダマテンを選択する。
理由は↑で述べたとおりだが、高めを2度ツモる必要がある平和は基本的に即リーだ。
どんな手かは、前回の記事で紹介した↓が好例だと思う。

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9.三色へ変わる目があるシャボ聴牌

→基本的にダマテン。
理由は8.とほとんど同じだ。ちなみに、たとえ両面聴牌でも、役無し・ドラ無しの即リーは考え所だ。
即リーかダマテンか、人それぞれに基準があるだろうが、複雑すぎて結局よく把握できてないこともある。
「これならこうだ」「あれならああだ」と書き述べたところで、「なら、○が×なら?」と質問すると…
一貫した答えが返ってきたり、逆の答えが返ってきたり…細かく問い質さないと最終的に分からない。
ちなみに私が役無し・ドラ無しの両面聴牌を基本的にダマテンにする理由は…
「リーチして降りる他家は1人か2人、少なくとも1人は勝負してくる。」と考えているからだ。
「勝負してくるなら振り込むかも…」と言えるが、リーチに勝負する以上それなりの手と見るべきだ。
それなりの手に1300で勝負する意義があるのか、逆に振り込んだ際の支出は大きくないか…
そんなマイナス思考だから、思い切ったリーチを最近打てていない気がする。
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フリテンリーチを辞さないなら、最高めの追求もいいだろうが、私はそれこそ好まない。
フリテンリーチは沈んでいる際の非常手段、そして沈んでいるなら最高め…という考えだ。
とは言え、それでも、オーラスが自分の親番なら、さっさと和了って親番に持ち込みたい。
オーラスを除き、たとえ1000点でも和了り逃しをすることが一番の悪手だと私は思う。