この間
映画『Dangal』という作品を観た
 
 
 
ディズニーとギャガだよ!?
 
 
 
 

『グリーンブック』とか
 

『最強のふたり』とかの
 
 
 
 
あのギャガと、あのディズニーラブ
これは面白いはず!!
と、期待を胸に観始めたのだが…
 
 
 
 
 
うーん。
 
 
 
うーん。
 
 
 
 
 
話の作りは
とってもとっても観やすくて良いし
盛り上げ方や演出は
引き込まれるほど魅力的だけど
そもそもの内容がなあ…((((;゚Д゚)))))))
 
と、いうのが正直な感想
 
 
 
 
 
何が悪いというよりも、
日本とインドの文化的違いが
だいぶカルチャーショックだったアセアセ
 
 
 
 
 
 
 
簡単なあらすじとして
 
 
 
 
男性レスリングの全国大会で金メダル
という夢を、子供に託した主人公(父)
しかし産まれる子供は女児ばかり
仕方がないので
姉・妹に自身の夢を託すことに
始めは抵抗する二人だが
次第にレスラーとしての頭角を現していく
 
 
 
 
 
と、
まあこんなところなのだけども
 
 
 
 
 
まず第一声から
「自分の夢を子供に押し付けるな!」
って言いたかった…まじ言いたかった…
 
そして第二声
「男だから、女だからってなんだ!」
男児以外は受け付けないみたいな感じ
ちょっと観てて辛いものがあったなあ…
 
最後の第三声
「子供がやりたくないコト強要させるな!」
もうこれは滅茶苦茶腹が立ったよね
食事制限、トレーニング時間による拘束、
髪型や服装まで、、、あれはナイわ
 
 
 
 
 
 
でも
そこが文化の違いとも言うべきなのか
「インドの女が覚えるのは家事と子育て
それ以外のことなんてやらせてもらえない」
そんな言葉を言われているシーンがあって
 
家の仕事とレスリング
 
果たして姉妹がレスリングに出会わなければ
文化という世間の目から
家の仕事を強要させられていたかもしれない
という事を考えさせられる場面だった
 
 
 
 
思い返せば
父は姉妹にレスリングを強要したけど
家の仕事をさせることはなく、
また
批判に満ちた世間の目を
父親自身も耐え忍んでいた気がする
 
 
 
 
それは確かに
「レスリングの全国大会で金メダル」
という父親の夢があったからだけど、
結果的に見ると
姉妹にレスリングを取り組ませ
女性に家以外での活躍の場を与える…という
社会へのメッセージにもなり得ていた
 
 
 
 
 
だからこそ
インド映画世界興収歴代No.1なのかも
 
いうところまでは想像出来たけど…
 
 
 
 
 
うーん。
 
 
 
うーん。
 
 
 
 
現代の日本という文化を知ってる今、
私にとってはやっぱり
ハッピーエンドをハッピーエンドとして
容易に受け取れないものを抱いてしまう
 
 
 
 
 
つまり
そのくらい考えさせられる深い映画
ということには、間違い無いかなあ笑