2024年6月21日の金曜日

肘折の渓流を歩く

対岸から山の正面に堰堤がある

堰堤前の渓流は岩がゴロゴロ

激流が運ぶ大きな岩が流れを伝える

美しい白い波が流れ落ちる

ナイヤガラの様?だった

爆音がここまで聞こえて来そうだ

橋を渡り渓流沿いを歩くと薔薇の花

空はいつの間にやら茜雲

爆音のダムの砕け落ちる水の音

その手前に湯気が上昇する?

そう!ここは肘折温泉の源泉

お湯がこの玉を押し上げるそうだ

何卒、良きご加護があります様に!

お湯がパイプから噴き出て居た

岩に載った鍋?は煮えたぎって居て

その先の出口からは熱湯が噴き出る

自然の凄いエネルギーを感じた

その地熱と豊富な沢水が融合しする

肘折温泉は無限にお湯が造られる井戸なので

幾ら使っても枯れる事が無いだろう

古くからこの湯治場が発達する訳である

自然の力とは偉大だと感じた

斜面の管が在るのは水力発電所がある様だ

川の水も豊富な様で魚場としても有名

白濁した泡の中に渓流魚が沢山潜む

その先に何やら堀の様な穴が

地熱で温められた川の水が溜まっている

天然の足湯が出来ていた

触ってみると42度程の適温で直ぐに浸かれる

砂防ダムの規模も凄い

灌漑用水を蓄えて下流の田畑を支えている

夕焼けが帷を落とす時間帯になった

山の向こうにカラスが飛んで行く

今日も良い一日であった

楽しい旅行を出来るこの身分に幸せを感じる