2024年4月23日の火曜日

石段が茶色に染まって気になる

たわしで擦って磨き水で流す

花を飾って蝋燭を点ける

隣人のドウダン躑躅が真っ白だ

庭木が我家の墓に迫って来ていた

時折、参拝には来るが寂しい限り

墓石に立ち最近起こった出来事を話しかける

兄は別れ際に花を直して、別れを告げた

花の包みを処分して車へ戻る

バケツの水を捨てて駐車場へ

今日の雨がうらめしい

父は少しは喜んでくれた筈だ

泉ヶ岳も今日は雲に隠れている

北山の電車が通過していく

次はお盆休みに来れるだろうか

今日はお参りの人も誰も居ない

兄と車で昔の話をしながら帰ろう

午前中でお参りは直ぐに終わった

北山霊園にお別れを言う

何台かはお参りに来ていた様だ

北山から二番町通りを南下し学院大前

学生の街が戻って来た

荒町を通過し三百人町を南下

家の近くで降ろして貰う

ここで兄に寿司を渡して歩いて帰る

家で父を思い浮かべながら助六を食べた