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今日は10月中旬に訪れたパリ北東部約65Kmのフォンテーヌブロー城を紹介しましょう。この城はフランス世界遺産の1つでナポレオン1世がコルシカに流されるまでずっと住居として棲んでいた有名な古城であり、フランスの現存する城の中では歴史的にベルサイユと並んでフランソワ1世からルイ16世まで7代の王達が増築し続けたもっとも歴史的意味の高い宮殿です。訪れた時は朝9時の開門と同時だった為、ほとんど私たち以外地元の観光客も少なく、いつもであれば結構お客さんでごったがいししているのだそうですが思ったより静かな状態でした。その広大さは写真で解るとおり半端な大きさではなく、宮殿の裏手の池まで回ると、およそどれだけの庭師や修復の人々によって維持されるのか心配になるくらい果てしない広さなのでした。この城の周囲には深い森が広がっており、歴代の王が狩猟を楽しんだ場所だったと言います。その後フランス革命を経てナポレオンによって愛され泣く泣く島に流される儀式がこの中央の階段から門までの間で国内中の人々の前でとり行われたそうです。ルイ15世の結婚式を挙げた三位一体礼拝堂やナポレオン1世の寝室、フランソワ1世の回廊、ナポレンが毎日舞踏会を催した「舞踏の間」など歴史遺産の博物館そのものでした。