1.安倍政権は、発足当時から「官邸機能強化」という明確な官僚との対決姿勢を打ち出した。


2.官僚への統治機能の回復を図るべく、行政改革に取り組もうとした。

・再就職の一本化と渡り鳥斡旋の阻止。

・国家公務員の省別採用を改める一括採用案。


3.2の結果本来、官邸の機能組織である国家官僚が、クーデターを起こした。

・「成蹊大学出身だから頭を整形してもらえ!」安倍晋三はバカである、という流布。

・官僚のサボタージュと情報リーク(法案の骨抜き・欠陥とスキャンダルのリーク)。

・「検察」「公安」「警察」「内閣情報調査室」等の国家機関が身体検査の手抜き(日本版CIAに対する抵抗)。

・天下り斡旋の事実を認めさせられた屈辱、更に、再々就職斡旋まで認めよという追求に抵抗し、有識者懇談会に欠席。


4.津島派(旧田中派)土建利権屋の談合摘発強化に対する報復

・安晋会(安倍晋三の秘密組織)の耐震偽装スキャンダル報道。

・松岡大臣の「何とか還元水」と緑資源機関の疑惑報道。


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今回の参院選挙で安倍内閣が大敗を喫したのは官僚の自爆テロとメディアの偏向報道に起因するが、背後には福田派の流れを汲む安倍総理と旧田中派の流れを組む津島派との対決があり、それを狡猾に利用しつつ、既得権益を守るために暗躍した官僚の姿がある。


この日本を立て直すには官僚を改革しなくてはならないが、マスコミの扇動に載せられてしまった国民は目先の利益のために民主党を選んでしまった。

この国を食い物にしている官僚や反日政治家を駆逐する日がまた遠のいてしまった。

今回の選挙の結果が10年後に禍根を残さなければいいが、不安でならない。