THE LAST LIVE

あんなに一日でたくさんの人と握手をする日は
もうないかもしれない。

昨日の出演者、会場スタッフ、同じ空間を味わったみんな。
なんだかもう言葉にならないくらい、感謝です。

朝起きてから会場入りしても、本番直前になっても、
最高なバンド達がMCや曲でうちらの最後を伝えていても、
全然最後って実感が湧かなかった。
頭ではわかっていても、身体ではわかってない。

その感情が変わり出したのは、ゲストギタリストのカムパネルラ初代ギターちくきが登場した辺り。
久々にやる昔の曲は、懐かしくて結成当時を思い出した。
バンドって、どうやっていったらいいのか全く分からなかった結成当時。
たくさん遠回りをして、少しずつでも成長出来る喜びを知っていった頃。
結局ね、バンド活動って正解がないんだよね。もちろんバンドだけじゃないけど。
だからこそ面白くて、刺激的で、その分自分自身に得るものも多くて、中々やめられない（笑）

最後の曲をヨシ君が叩き始めてようやく、これで最後なんだなって、身体が反応する。
なんだよ、あっという間じゃないかと。なんかもう、無我夢中でした。
ただひたすら楽しかった。

ステージから見えたフロアの皆の顔や、手の動き、拳。
きっと忘れません。
大きな会場でも、ど派手な演出も、ましてはワンマンでもない解散ライブだったけど、
自分は、これ以上ないくらい幸せなライブだったと思ってます。
ありがとうの言葉しか見当たらないのが心苦しい。

4年間の活動の中で、出会った、関わった全ての人に、

本当にありがとうございました！