今日のお話は、つい先日のお見合い後の女性会員(仮名、由美)さんとのやり取りについてです。
彼女はお見合い後、交際に進むか、お断りするかを悩んでいました。
彼女からは
『お相手男性とはバックグラウンドがだいぶ違いました』
『先方は1回も海外に行ったことがありませんでした。安定の職業だからということで、大学入学の時点で公務員目指して勉強に勤しんでいたようです』
『新卒でミャンマー行ったりしている安定性、度外視真逆キャリアの私の申し込みを何故受けてくださったのか...』
とのことでした。
それに対して、私からは以下のお返事をさせてもらいました。
『バックグラウンドがだいぶ違うということで、由美さんとしては合わないと感じたこともあったようですね』
『波長も合わないと感じたようであれば、お断りでも良いとは思います』
『ただ、今後のためにですが、趣味や価値観が違っても、お見合いを受けても何ら問題ありませんし、結婚しても問題ありません』
『趣味や価値観が違うこと自体が問題なのではなく、それを受け入れられるか、違いを認められるか、違いを楽しめるかが大切なポイントです』
『その違いを楽しむには「波長が合っている、フィーリングが合っている」ということがポイントになります』
『実際、私と夫でも、私は海外旅行に何度となく行ったことがありましたが一方、夫はバリバリの理系研究職で忙しくしていて海外旅行に全く行ったことがありませんでした』
『しかし夫は44年も前の話なので、「海外旅行に行ったことがあるなんて人面白い!」と思ったそうです』
飛行機に乗るのは非現実的だった時代ですから。
母娘二人の海外の旅を色々と質問して聞いて下さり、お見合いは盛り上がり、2時間も話していました』
私の婚活話はさておき、
『お相手男性様とは、波長が合わないと思うのでしたらお断りとして、初回のお見合いでなかなか上手く話せなかっただけだと感じるなら、交際に進んでも良いと思います』
といったことをお伝えさせて頂きました。
今回の『バックグラウンドが違う』ことについては、私と夫のお見合いでのやり取りをご覧いただければ、特段問題ないことがわかると思います。
また、これまでのブログでもお伝えしてきましたが、趣味が違うということも何も問題ありません。
趣味が違っていても、お互いの趣味に興味を持ったり、仮に興味は持てなくても相手がその趣味をやることを否定しなければいいんです。
一方で、仮に趣味が二人とも海外旅行だとしても、相手が行ったことのある国のことを
『自分はその国には行ってもつまらないと思う』
と言ったり、あるいは海外旅行の楽しみ方について相手の考え方を否定したりしていたら、海外旅行という趣味は一緒だとしても、一緒にいてちっとも面白くないですよね。
バックグラウンドや趣味などの今までの経験値を気にするよりは、
『これから2人で一緒に楽しい時間を共有できそうか』
という視点でお相手選びをするのが良いと思います。
そういう意味では全く真逆の人生を歩んできたとしても、何ら問題ありません。
お互いが違った価値観を持っていれば、新しい価値観に触れることができ、結婚生活もあなたの人生もより豊かになるのではないでしょうか?
ですので、
『バックグラウンドが違う、趣味が違う、価値観が違う』
ということで『お見合いをしない』、『お見合い後お断りする』のは、もったいないです。
また今回ご紹介したように、海外旅行好きな人は異文化コミュニケーションが目的の方も多いと思いますが、それなら
『海外旅行に行ったことはないけど、自分とは違うことに打ち込んできた人との交際』
は、正に異文化コミュニケーションとも言えます。
私の夫が私のことを『この人面白い!』と思ったのと、同じ感覚です。
そんな夫と、44年前にはまだアラモアナショッピングセンターもオープンしていなかった時代にハワイに2週間も新婚旅行で滞在しました。そして、
子供が誕生するたびに幼少のころから近場ではありますが、東南アジアを幾度も家族で旅し、本当に楽しくて、また時間とお金を作って、今は大家族になりましたが(子供たち3人は皆独立しているので)夫はアフターコロナには絶対に大家族で海外旅行に行きたいと思っています!
ということで結婚後も人の趣味や好き嫌いはどんどん変化していきます。
ですのでバックグラウンドや現在の趣味が違っても、
『この人となら一緒にいて、自然体で居られる』
『どんなことも、一緒に協力して乗り越えていけそう』
といった視点でお相手を選ぶのが、長く幸せな結婚生活を送れるコツです。
是非参考にしていただけたらと思います。
今日の話が
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