推し活という言葉を聞くようになってから、ひさしい。
小学生の頃、宅八郎さんという芸能人がいて、それはそれはキモがられていた。
アニメやら漫画やらが好きだと言ったり、缶バッジなんぞカバンに付けようものなら、即座にオタクと呼ばれたような時代があった。
オタクは地味で、なんならキモい。
が、今は違う。
推し活といって気軽にエントリーできるし、天下のユニバーサルスタジオジャパンは、アニメのイベントで大盛況。
入場者数はついに王者ディズニーリゾートを抜いた。
26歳くらいからジムに通っている。
途中、妊娠やら出産やらで休んでいるが、まあまあ続けている。
ママ友さんからは、
「姿勢がきれい!なにか運動してますか?ジム?すごーい!!かっこいい!!」
とほめてもらえる。
が、
15年くらい前までは、
ジムに行ってるなんて口にしたら、
ジムなんか通って、何になりたいの?
何を目指してるの?(嘲笑)
めちゃくちゃバカにされてた。
だから、
ジムに行ってるなんて人には言わずに、
ひっそりと通っていた。
勝手に肩身の狭い思いをしていた。笑
それが今や、すごいと褒めてもらえるのだ。
ふふふ、良い時代になったなあ。
バキ童さんというYouTuberがいる。
見た目は、ザ,オタクなかんじのひとだ。
最近ジムに行き始めたそうだ。
相方のオタクと、
「ジムなんか行ったら笑われませんか?!
ぼくこないだ市民プール行ったんですけど、太ってるからくすくす笑われましたよ!」
バキ
「それは市民プールに通ってるやつらは、今から痩せようとしてるから、自分より太ってる人間が来たから、見下して笑ってる。
ジムに行ってる人たちは、心も体も鍛えてるから、見下すなんてことはしない。」
(キリッ)
こんなふうに言ってもらる時代がきて、
つくづくうれしい。