マルチグリドルのおすすめを選ぶなら、まず「サイズ(直径と深さ)」と「使う熱源」を決めるのが近道です。
この記事では、サイズ選びで失敗しないためのマルチグリドルの選び方と、メーカー公式ショップや正規販売店で買えるおすすめ5選をまとめました。

 


 

キャンプで焼きそばを作ったら、フライパンが小さくて麺が外にこぼれそうになったことがあります。
かといって大きな鉄板は重く、洗うのも大変。
そんなときによく名前を聞くのが、丸くて浅い「マルチグリドル」です。

 

ただ、マルチグリドルは似た見た目の商品が多く、直径や深さ、素材、使える熱源がそれぞれ違います。
この記事では、私が買う前にスペックを比べるときに見ているポイントを紹介します。

 

この記事でわかること

  • マルチグリドルとは何か、フライパンとの違い
  • サイズ選びで失敗しないための選び方(直径・深さ・重さ・熱源)
  • マルチグリドルのおすすめ5選

 


 

\ 迷ったらこれ /

 

JHQ 鉄板マルチグリドル 33cm

 

正規店の販売ページでレビュー件数が600件以上ある、JHQの定番モデルです。
33cmのほかに29cm・36cmの深型(ディープスタイル)もあり、人数や料理に合わせてサイズを選べます。
正規店ではメーカー保証が付いています。

 

  • サイズ(33cm):約横40×縦33×高さ4.5cm
  • 重さ(33cm):約1kg
  • 対応熱源:ガス、IH調理器、直火、炭火など

 

 


 

マルチグリドルとは?フライパンとの違い

 

マルチグリドルは、浅くて丸いフライパンのような調理器具です。
キャンプ用品として多くのメーカーから出ていて、家のコンロやIHで使えるものもあります。

 

  • 浅くて広い:焼く・炒める・煮る・揚げ焼きまで、1枚でこなしやすい
  • 取っ手が短い・外せる:そのまま食卓に出して、お皿の代わりにできる
  • 軽い素材が多い:アルミ合金のものが多く、鉄板より軽い

 

なお、商品名に「鉄板」と付いていても、素材はアルミ合金という商品もあります。
重さやお手入れの方法が変わるので、素材は商品ページで確認しましょう。

 

マルチグリドルの選び方(サイズ選びで失敗しないために)

 

ポイント1:直径は人数で決める

  • 25cm前後:ソロキャンプ向け。1〜2人分の朝食や焼き物に
  • 29〜33cm:2〜4人向け。焼きそばや焼肉もこなしやすい、いちばん選ばれているサイズ
  • 36cm前後:4人以上やパーティー向け。そのぶん重く、収納も大きくなる

 

大きいほど一度にたくさん焼けますが、手持ちのバーナーや焚き火台、収納ボックスに入るかも大切です。
今使っている道具のサイズを測ってから選ぶと失敗しにくくなります。

 

ポイント2:深さ(浅型か深型か)

浅型(深さ2cm前後)は焼き物やステーキ、目玉焼き向き。
深型(深さ4〜5cm)は、煮込みやアヒージョ、汁気のある料理もこぼれにくくなります。
1枚で何でも作りたいなら、深さ4cm前後のモデルが使いやすいです。

 

ポイント3:重さ

33cmクラスでも、650g前後から1kg前後まで差があります。
徒歩やバイクのキャンプなら軽さを、オートキャンプなら作りのしっかりさを重視するなど、移動手段に合わせて選びましょう。

 

ポイント4:対応熱源とお手入れ

家でもIHで使いたいなら「IH対応」かを確認します。
表面はフッ素樹脂などのコーティング(焦げ付きを防ぐための加工)がされているものが多く、メーカーによっては「強火を避けて弱火〜中火で使う」「やわらかいスポンジで洗う」ように案内しています。
食洗機に対応しているかどうかも商品によって違います。

 

カセットこんろで使うときの注意

 

大きなマルチグリドルをカセットこんろで使うときは注意が必要です。
NITE(製品評価技術基盤機構)は、大きな鉄板など、こんろ全体を覆う調理器具を使うとボンベが異常に過熱し、破裂や火災につながるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

 

  • カセットこんろの取扱説明書で、使える調理器具の大きさを確認する
  • グリドルがボンベの収納部まで覆わないようにする
  • カセットこんろを2台並べて使わない

 

今回紹介するFIELDOORも、販売ページで「グリドルパンがカセットコンロ本体を覆ってしまうと輻射熱(熱が周りに伝わること)がガスボンベを発熱させる恐れがある」と注意しています。
大きなサイズを選ぶなら、シングルバーナーや焚き火台など、こんろ本体を覆わない熱源と組み合わせると安心です。

 

マルチグリドルのおすすめ5選

 

  • JHQ 鉄板マルチグリドル:3サイズ展開の定番。迷ったらこれ
  • JIKABI JAPAN マルチグリドル 33cm:7層コーティングと再コーティング無料券付き
  • GRANDOOR マルチグリドルパン 33cm:本体930gで食洗機対応
  • FIELDOOR ラウンドグリドルパン Mサイズ:33cmで約650gと軽い
  • キャプテンスタッグ ラウンド グリルパン 25cm:ソロ向けの25cm、ハンドル着脱式

 

1.JHQ 鉄板マルチグリドル

 

  • サイズ:33cm=約横40×縦33×高さ4.5cm/29cm=約横35×縦29×高さ6cm(深さ約4cm)/36cm=約横42.5×縦36×高さ7cm(深さ約5cm)
  • 重さ:33cm=約1kg/29cm=約720g/36cm=約1.2kg
  • 素材:アルミニウム合金鋳物(イノーブルコーティング)
  • 対応熱源:ガス、IH調理器、直火、炭火、ラジエントヒーター、セラミックヒーター、ハロゲンヒーター
  • 付属品:シリコンミトン×2、収納袋(収納袋は33cmのみ)/食洗機対応

 

商品名は「鉄板」ですが、素材はアルミニウム合金の鋳物です。
PFOA(有機フッ素化合物の一種)を使っていないことも案内されています。

 

気になる点は、今回の5つの中では価格が高めなこと。
また、メーカーは高温調理がコーティングの劣化につながるとして、弱火または中火での調理をすすめています。
価格は執筆時点で9,100円前後です。

 

おすすめポイント:

  • 29cm・33cm・36cmから、人数や料理に合わせて選べる
  • 正規店で買えばメーカー保証がある

 

こんな人におすすめ:

  • はじめてのマルチグリドルで、定番のモデルを選びたい人

 

 

2.JIKABI JAPAN マルチグリドル 33cm

 

  • サイズ:約40cm(取手含む)×約33cm/深さ約2cm/厚み約4mm
  • 重量:約1kg
  • 対応熱源:直火、ガス、IH調理器、炭火、ラジエントヒーター、セラミックヒーター、ハロゲンヒーター
  • セット内容:本体、木製グリップ、収納バッグ、再コーティング無料券(注文日から5年間有効)

 

日本企業が企画・開発・デザインしているマルチグリドルです。
表面は特殊フッ素樹脂加工の7層コーティングで、メーカーによると100万回の摩耗性試験に合格しているとのこと。
コーティングが劣化しても、1度だけ無料で再コーティングしてもらえる券が付いているのが大きな特長です。

 

公式ショップの販売ページは、執筆時点でレビュー件数が1,300件以上あります。
メーカーは、JIKABI JAPANを装った安価な偽造品に注意するよう呼びかけているので、公式ショップから買うのが安心です。

 

気になる点は、深さ約2cmの浅型なこと。
汁気の多い料理を作ることが多いなら、深型のモデルも比べてみましょう。
価格は執筆時点で5,000円前後です。

 

おすすめポイント:

  • 再コーティング無料券で、長く使いやすい
  • レビュー件数が多く、選んでいる人が多い

 

こんな人におすすめ:

  • 焼肉やステーキなど、焼き物中心でたくさん使いたい人

 

 

3.GRANDOOR マルチグリドルパン 33cm

 

  • 直径:33cm(型番 GR-MG001)
  • 材質/表面コーティング:アルミ合金/フッ素樹脂
  • 重量:本体930g
  • 対応熱源:IH・ガス・直火
  • 付属品:木製グリップ、専用バッグ、レシピブック/食洗機:可能

 

GRANDOORの公式ショップで買えるマルチグリドルです。
本体930gと、33cmクラスでは軽めで、食洗機にも対応しています。
専用のガラスドーム蓋が別売で用意されていて、蒸し焼きや煮込みにも使いやすくなります。

 

楽天の販売ページは、執筆時点でレビュー件数が270件以上あります。

 

気になる点は、対応熱源がIH・ガス・直火と、炭火については販売ページに書かれていないこと。
炭火で使いたい人は、メーカーに確認してから使いましょう。
価格は執筆時点で5,000円前後です。

 

おすすめポイント:

  • 食洗機に対応していて、家でも使いやすい
  • レシピブック付きで、作る料理の参考になる

 

こんな人におすすめ:

  • キャンプだけでなく、家のIHでもよく使いたい人

 

 

4.FIELDOOR ラウンドグリドルパン Mサイズ

 

  • サイズ:約直径33cm(ハンドル含む39.5cm)×高さ4.2cm
  • 重量:約650g
  • 材質:アルミニウム合金(イノーブルコーティング)
  • 対応熱源:直火・ガス・IH・電気調理器など
  • 付属品:シリコンハンドル×2、収納バッグ

 

アウトドア用品ブランド、FIELDOORのラウンドグリドルパンです。
33cmサイズで約650gと、今回紹介する33cmクラスの中では最も軽いモデル。
高さ4.2cmあるので、汁気のある料理にも使いやすい深さです。
シーズニング(油をなじませる下準備)は不要とされています。

 

楽天の販売ページは、執筆時点でレビュー件数が900件以上あります。

 

気になる点は、食洗機に対応していないこと。
また、前の章で紹介したとおり、カセットこんろで使うときの注意が販売ページに書かれています。
価格は執筆時点で3,500円前後です。

 

おすすめポイント:

  • 33cmで約650gと軽く、持ち運びの負担が少ない
  • 高さ4.2cmで、炒め物も煮込みもしやすい

 

こんな人におすすめ:

  • 荷物をなるべく軽くしたい人、手ごろな価格で試してみたい人

 

 

5.キャプテンスタッグ ラウンド グリルパン 25cm UG-1581

 

  • 製品サイズ:約250×445×高さ70mm(組立時)、約250×445×高さ45mm(収納時)
  • 製品重量:約550g
  • 材質:本体=アルミニウム合金(ふっ素樹脂塗膜加工)、はり底=ステンレス鋼、グリップ=天然木
  • 対応熱源:焚き火・ガス・IHなどオール熱源

 

日本のアウトドアブランド、キャプテンスタッグの公式ストアで買える25cmのグリルパンです。
ハンドルを外すとグリルプレートとして使え、付けるとフライパンのように持てる「二刀流」。
ふっ素加工と特殊な凹凸加工で、焦げ付きにくくしてあります。

 

気になる点は、25cmなので、3人以上の料理を一度に作るには小さいこと。
楽天の販売ページのレビューは、執筆時点ではまだ少なめです。
価格は執筆時点で5,600円前後です。

 

おすすめポイント:

  • ソロキャンプにちょうどいい25cmサイズ
  • ハンドル着脱式で、収納時の高さが約45mmに収まる

 

こんな人におすすめ:

  • ソロキャンプや2人キャンプで、小さめのマルチグリドルがほしい人

 

 

目的別:マルチグリドルのおすすめの選び方

 

 

商品名のリンクから、楽天市場の商品ページで最新の価格や在庫を確認できます。

 

よくある質問

 

Q1. マルチグリドルのサイズは何cmがいい?

2〜4人なら29〜33cm、ソロなら25cm前後が目安です。
大きいほど一度にたくさん作れますが、重く、収納も大きくなります。
手持ちのバーナーや焚き火台にのせられるか、収納ボックスに入るかもあわせて確認しましょう。

 

Q2. マルチグリドルは焚き火で使える?

「直火」「焚き火」に対応と書かれている商品なら使えます。
ただし、コーティングは高温に弱いものが多く、メーカーによっては弱火〜中火での使用をすすめています。
強い炎が直接当たらないよう、火から少し離して使うと安心です。
焚き火はキャンプ場のルール(直火禁止など)に従いましょう。

 

Q3. カセットこんろで使っても大丈夫?

こんろ全体を覆うような大きなサイズは、ボンベが過熱するおそれがあります。
カセットこんろの取扱説明書で使える調理器具の大きさを確認し、ボンベの収納部を覆わないように使ってください。

 

Q4. マルチグリドルの代わりになるものは?

手持ちの大きめのフライパンや、スキレット(鋳鉄製の小さなフライパン)でも、焼く・炒めるはできます。
まずは今ある道具でキャンプ料理をしてみて、「もっと浅くて広いものがほしい」と感じたらマルチグリドルを検討しても遅くありません。

 

まとめ

 

  • マルチグリドルは、直径(人数)と深さ(料理)でサイズを選ぶ
  • 重さ・対応熱源・食洗機対応もあわせて比べる
  • カセットこんろで大きなサイズを使うときは、ボンベの過熱に注意する
  • 迷ったら、3サイズから選べるJHQ 鉄板マルチグリドル

 

マルチグリドルが1枚あると、キャンプ料理のレパートリーが広がり、そのまま食卓に出せるので洗い物も減らせます。
手持ちの道具のサイズを確認しながら、自分のキャンプに合う1枚を選んでみてください。