移転補償金の話は親の代から自分が関わっただけでもここ10年15年で幾度となくありました

そう、我が市は区画整理の真っ最中

うちの場合これが最後の区画になります

 

補償金と聞けば聞こえは良いが

無償で土地を3割~4割徴収されてからのお話。

うちの場合はトータルで1000坪近くは減ったと思います

そのうえで既存の建物壊して造成して自治体に納めて

換地された土地に同じような物を建てたりする補償金なので実際掛かるお金も含まれています

 

最初に出された補償金の明細

 

これじゃ足りねーと言って
2回目に出された補償金の明細
889万円上がりましたが5000万控除が使えなければ所得税も掛かるので
足りねーと行っときました

※5000万円控除とは?
区画整理事業は幾つかの範囲で行われる作戦と同じ
その範囲により事業名を変えて行う
1事業に対して1ヶ所だけ5000万円まで控除できて非課税となる
したがって1事業範囲で複数ある場合はどちらか大きいほうを控除にまわす。
強制的に行政に協力して土地財産を提供してくれているからというささやかな制度だと思う
うちの場合15年程前にこの範囲は使ってしまったけど申請はするつもり

解体するアパート4件は建て直しませんが邪魔な土地を買い取るために
この中の現金が必要になります
 
何とか赤い所を買わないと地形が悪くて活用しづらくなります
元々は赤い場所を足してもまだまだ広い土地だったので悔しいです
相手は値段次第で売ってもいいと言ってますが清算金が乗ってる土地なのでその辺が難しいです
 
※清算金とは?
区画整理は地権者の土地を持ち寄って行う事業で土地の評価の減歩率で土地を取られ自治体がその土地を売って事業費とします
しかし土地を提供できない動けない地権者は現金で支払う
換地で移る人は減歩させられるか清算金という言う形でいつ終わるか分からない区画整理事業が終了した後にその時点の地権者に対しその時点の土地の評価で請求が来ます
したがって忘れた頃に土地の値段が上がるであろう金額で請求される厄介なもの
最悪孫子の代になるかもしれません
 
今の清算金の試算は相手側には提示されています
交渉になれば買う側へ提示義務があります
しかし現在の評価で支払いたくてもそうはいかないのです
この清算金に見合う安い値段で買うのが理想です

 

さて、これからが正念場、売り買いが成立すれば来年早々には支払いです