『雪国』と言う言葉から、思い浮かべること

1つ目 ふるさと
2つ目 川端康成の小説『雪国』
3つ目 吹雪
4つ目 鉛色の空
5つ目 凍てつく寒さ


 我がふるさとも雪国
顔に吹き付ける寒風と
びっしっと顔をたたきつけるように降り続ける牡丹雪
空に顔を向ければ、その雪はびっしと打つ
さらにさらに ずんずんと降り続ける。
耳は寒さで痛く
足のつま先は凍り付くように冷たい。
目は薄く開け、肩には力がこもる。
体は猫背となり縮んでいく。
降り積もった雪に
”ぐさっぐさっ”踏み固めるように足を入れる。
辺りは、一面、銀の世界。
木は、折れ曲がり、梢が地面を突き刺す。
道の両木は、道路に傾き、雪のトンネルを造り出す。
「ばさばさ」時折、羽ばたく野鳥を見る。
ほっと、立ち止まり、息をつく。
真っ白な煙となり、白銀の世界へ消えていく。
それはまた、体温を保ち続ける我が生を感じる時だ。
ああ、そこは雪国、耐える世界だ。
しんしん しんしん とても静かな世界だ。




著者: 川端 康成
タイトル: 雪国