あなたは都道府県名とその場所を言えますか。
こんなおもしろい調査結果を見ました。
調査年は、2002年で結果は、2003.04.28 朝日新聞によります。
学習用地図出版の大手、帝国書院(東京都千代田区)が小学生の高学年を対象に、47都道府県名とその場所をどれくらい知っているかを調査した。
昨年1~3月に全国140校の協力を得て、小4から小6までの計1万2000人を調査し、今月、結果をまとめた。
都道府県境だけが描かれた白地図に名前を記入する方式。正しく答えたベスト3は北海道、沖縄、青森。逆にワースト3は福井、山梨、島根だった。12位の長野以下は、50%を切り、34位の富山以下だと3人に2人は間違っていた。
全体として西日本の府県の方が東日本の都道県より認知度が低い。授業で北から順番に教えることが多く、南に進むほど子どもの集中が続かなくなるためらしい。半島が主要部分を占める千葉や石川、鹿児島、琵琶湖がある滋賀など形に特徴があると有利。「九州の中央で阿蘇山がある」熊本や、「原爆が落とされた」広島など教科書に記述があると覚えやすい傾向が分かった。
間違いで一番多かったのは隣県との混同だ。岩手に対する間違いのうち「秋田」は48%を占めた。こうした間違いは「島根を鳥取」「佐賀を長崎」「高知を愛媛」「鳥取を島根」の順に多い。
この他、「滋賀を佐賀」「福島を福岡」など同じ漢字を使う県を混同する間違いが目立った。珍しいのが長野を「東京」「大阪」と間違えた例で、それぞれ16%、8%あった。日本の真ん中にあり、しかも大きく目立つことから誤解したらしい。
正答扱いにしたが、誤字では、鳥取を「取鳥」、大阪を「大坂」と書く児童が多かった。
アンケートでは、地図帳の好き嫌いも5段階評価で聞いた。「大好き」と答えた児童で、正しく答えた率は45%で、「どちらでもない」の36%、「大嫌い」の26%を上回った。
(%は各県の誤答数全体の中でその回答が占める割合)
著者: 中川 文人
タイトル: 地図を見るのが10倍楽しくなる本―〈国道の秘密〉編
著者: 帝国書院編集部
タイトル: 楽しく学ぶ小学生の地図帳―家庭学習用
著者: 平凡社
タイトル: 地図で知る日本の都道府県
<小学4~6年生に聞いた都道府県の認知度>(帝国書院調べ)
北海道 99.1%
沖縄 93.8
青森 89.4
新潟 64.5
岩手 63.9
東京 63.3
秋田 59.3
千葉 55.6
鹿児島 53.9
大阪 50.8
石川 50.6
長野 47.1
宮城 43.3
山口 42.2
福島 41.9
滋賀 40.9
山形 40.8 熊本 40.3%
広島 40.2
茨城 39.8
埼玉 39.1
鳥取 38.8
高知 38.0
京都 37.9
神奈川 36.3
静岡 36.2
愛知 35.5
長崎 35.4
群馬 34.5
兵庫 34.3
福岡 34.3
香川 33.9
大分 33.9
富山 33.3 岡山 32.9%
愛媛 32.7
和歌山 32.6
栃木 32.4
宮崎 32.4
岐阜 31.1
奈良 31.1
三重 30.8
徳島 30.6
佐賀 29.5
島根 29.1
山梨 28.9
福井 27.6
<取り違えやすい県名>
1 岩手を秋田 48.3%
2 島根を鳥取 45.2
3 佐賀を長崎 38.6
4 高知を愛媛 37.5
5 鳥取を島根 32.5
6 京都を大阪 31.1
7 宮崎を熊本 30.7
8 岡山を広島 30.6