キャンプに目覚めて思うこと。東京で暮らすこと○十年、北国育ちの私ですが、やはり自然のにおい、秋のにおい、冬のにおいが恋しくなってきたのでしょう。昔は、生活そのものがアウトドアであったかもしれません。家の中と外とは障子紙一枚で遮られ、テントより寒々としていたかもしれません。暖は、いろりで点された焚き火でした。朝、凍てつく中、薪を取りに外へ、そして火がともるまでの数十分、家族は、いろりの前に集まる。そして、一日の始まりの会話が交わされます。天井からつり下げられた鉄瓶から湯気が出るまでは、凍てつく中にじっと待つ、そんな冬の暮らしが愛おしく懐かしく思います。そんな田舎も今では、見られなくなった光景です。なおさらアウトドアをしたくなったのかもしれません。