毎度ありがとうございます。

 

さてさて。

 

令和6年(2024)3月は

あちらこちら

史跡めぐりに多忙を極めたのですが

(PASMOの使用金額を計算してびっくり!)

今日は僕が

「なぜ史跡めぐりをするのか?」

について

ちょっとお話ししたいと

思います。

 

僕が

神社仏閣などに

足繁く通うようになったのは

今から20年くらい以前のことでしょうか?

当時主宰していた劇団で

日清戦争を題材に

脚本を書いたときでしたね。

 

当時のスタッフに

「オイ鶴、お前、靖国神社くらいは行ったよな?」

と聞かれて

素直に

「行ってませんけど」

と答えたら

「バカ!戦争を扱うなら靖国に挨拶くらい行け!死んだ人たちに失礼だろ!」

と怒られたんですね。

僕もまぁ素直なほうなんで

「死んだ人に失礼……たしかにそうだ」

と納得して

劇団員を連れて靖国神社に

参拝したんですね。

ついでに遊就館も見学して……

するとね

やっぱり違ったんですよ、気分的に。

(ちょっと不可解なハプニングなんかもあったりしましたが、それはいい思い出)

 

その1年後

やっぱり劇団で

今度は日露戦争を取り扱ったのですが

このときは靖国神社に参拝してから

横須賀まで軍艦三笠を見学に行きました。

帰りにはカレーも食べて……

すると

やっぱり違った。

 

後日

前述のスタッフに

「どこがどうというわけではないが、神社や史跡に行く前後では何かが違うんですよ」

と話すと

「それでいいんだ。これからも実在の人物を扱うときは、無理していろいろ行く必要はないけど、死んだ人たちへ最低限の礼は忘れるなよ」

と諭されました。

 

それからですね。

執筆をするときに

関係の寺社、墓所、史跡を

めぐるようになったのは。

 

するとね……

 

多分に気分的なものなんですけど

やっぱり不思議なことが

ときどきありまして……

 

毎回というわけではないんですけど

史跡やら墓所やらで

「これからあなたの脚本を書かせてもらいます。よろしくお願いします」

なんて手を合わせると

ぐっと肩が重くなったりすることがあるんですよ。

逆に

「脚本が完成しました。ありがとうございます」

なんて願ほどきに行くと

ふっと肩が軽くなったりすることもあるんです。

僕には霊感はないし

気分的なものだと思いますし

無意識下の緊張と緩和が

このような現象を起こすのだと

考えてはいますが……

やっぱり不思議です。

あとは

史跡や墓所に入った瞬間

「あ。ここは歓迎されてる」

とか

「あ。拒否られてるな」

とか直感することがあります。

非科学で前近代的だとは

アタマでは理解しているのですが……

だからこそ

不思議なんですよね。

 

なんなんだろう?ホント。

 

してして。

 

おしまいに
オマケの写メ。
 

これは先般
『土方歳三港の斬り込み』
ネタおろしに際して
登場人物のひとりである
荒井郁之助の墓所がある
広尾の祥雲寺に参拝したとき
参道に咲いていた
ネモフィラ。
 
史跡や墓所めぐり。
科学的に考えたら
無根拠で非効率極まりない作業なんですが
こんなお花を見ただけで
ふと
「今日来てよかったな」
なんて思ってしまうのです。
 
 
 

次回もよろしくお願いします。

 

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