毎度ありがとうございます。

 

さてさて。

 

先日

東家志乃ぶ勉強会

『第1回おとのゆうべ』にて

僕の新作浪曲

『土方歳三港の斬り込み』

ネタおろしが

盛況のうちに済みました。

ご高覧のみなさま

まことにありがとうございます。

 

してして。

 

勉強会も

盛況のうちにお開きとなり

ネタおろしも無事に済んだことの

報告とお礼の墓参を

あちこちしてまいりました。

今回はその後半戦。

 

令和6年(2024)3月30日のこと。

 

昨日とは

うって変わった晴天の下 

早朝に起き出して

まずはカフェで執筆。

 

ひと段落ついたところで

丸の内線と日比谷線を乗り継いで

やってきましたのが

 

 

 

 

はい。広尾。

 

 
 

 

駅前の商店街を抜けて

 

 

はい。祥雲寺。

ネタおろしも終わったので

誰のお墓があるのかをネタばらししますと……

 

荒井郁之助

 

です。

『土方歳三港の斬り込み』では

アボルダージュ作戦の司令官として

兵士の生命を大切にする

温厚な人物として描かれていました。

実際、温厚は温厚な方だったようですが

なかなか才気煥発な人物で

明治以降も長命し

初代中央気象台長をつとめました。

 

参拝を終え

広尾をあとにし

日比谷線と千代田線を乗り継いで

やってきましたのが

おなじみ千駄木。

 

 

はい。

団子坂をのぼり

大観音通りを直進すると

 

 

はい。駒込大観音・光源寺。

ここは

土方とともにアボルダージュ作戦の

事実上の中心人物となる

甲賀源吾のお墓があるのです。

この方は

駿河掛川の生まれですが

その才能を買われ

江戸の旗本の養子となったほどの才人。

残念ながら

アボルダージュ作戦で

壮絶な戦死を遂げますが

もし生きていたら

明治新政府に

どれだけの寄与したか……

と、惜しまれたそうです。

墓誌に

「明治二年三月二十五日宮古湾戦死」

とあるのが

いかにも勇壮で

武士の意気地を感じます。

 

そして

光源寺を出て

裏道を抜けて本郷通りを

ちょっと歩くと見えてくる

 

 

はい。吉祥寺。

 

こちらには

作中に登場はしないものの

キーパーソンとなる

箱館政府総裁・榎本武揚の

お墓があります。

 

詳しくはわかりませんが

どうやら東農大が管理されているようで

 

 

いつもキレイに掃除されています。

最近は墓所内の石畳が

整備されていました。

 

そして

境内の立派な鐘楼。

 

 
ようやく咲きはじめた
枝垂れ桜の向こうに配置して
パシャリ。
 

以上2回にわたり

『土方歳三港の斬り込み』に

深く関わる4名のお墓に

ネタおろしの報告とお礼を

してまいりまして

ネタおろしにまつわるあれこれは

ひとまず終了です。

あとは

前作『近藤勇のぼんやり女房』に

まさるともおとらない評判を得られるよう

祈るのみでございます。

 

みなさまどうぞ

新作『土方歳三港の斬り込み』を

前作『近藤勇のぼんやり女房』とともに

ご愛顧くださいますよう

ここにあらためて

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

次回もよろしくお願いします。

 

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