毎日が日曜なお年寄りから「なんか携帯に知らんアプリが沢山増えてんねん。どうすんの」と電話が掛かってきた。…どうすんのだとどうにかすんなら携帯よりオマエをどうにかしたい
洗面器に水を入れて、そこに塩と酢ぅ大匙1入れて、そこに携帯を一晩浸しとけ。と対処法を教えてやった。
水に濡れたら(携帯)アカンやん潰れんで。アヒャヒャヒャと笑うお年寄り。何が面白いのか知らないが、至って本気だ。人の手でダウンロードせん限りアプリは増えない。それでも知らん間に増えたんなら、それはもうウィルスかなんかが大活躍している証拠だ。そんなウィルス大活躍な携帯でオレに電話してくるとは…オレの携帯まで知らないアプリで一杯になったらどうしてくれんだ。オイ
水に浸してリセットしてしまえ。次から見守り携帯にしろ何ならトランシーバーにしろ。目の前のジジィ限定で会話可能
何かしら華麗(加齢)に絶え間なく問題を起こすお年寄り's。元気だなおい。
前回は母の姉である叔母さんが知らない人を家にあげるという暴挙を起こし大騒ぎになった。で、妹(母)のターン。
散々、姉の不用心を責めてた妹。何気ない会話の中で問題が露見しました。うぇぇ
母が「折り紙の風船ってどうやって折るんやったっけ教えて」と何気に発した言葉。お年寄りで集まって折り紙でもするのかなって思ってたら「この前一年生の子に手裏剣の作り方なっ教えてもうたから何かお母さんも折り紙の折り方教えたいねん」
…一年生と76歳…どこに接点が
何だか嫌な予感…先にシバいていいかな
あちこち飛びまくりの母の説明を繋ぎ合わせると…どっかのマンションの自治会的な何かでマンションに住む子供達をマンションの一室を開放して、そこで子供達と遊んだり宿題を見て上げたりと学童的な活動をしているらしい。子供達の相手をするのはマンションに住むボランティアの大人。それに母が誘われたらしい。
…そのマンションに住んでない母が何故に聞きたくないけど、聞いとかんとアカンっぽいので聞いてみる。何でそうなった
「朝起きてな、今日は『遡り過ぎ。朝の天気はどうでもいいから、もっと出会い編から説明しろ。短く簡潔に』」
どうやら両親は万歩計の歩数を稼ぐ為に散歩に行ったらしい。その帰り道、橋の上で「向こうに花が咲いてる。何の花やろ」と話をしていたら「何を見てるんですか~」と30代くらいの女性から声を掛けられたらしい。んで、花が咲いてる事やら何やら(たぶん個人情報も)を話して盛り上がって最後に「マンションで子供達と一緒に遊ぶだけのボランティアさんの人出が足りなくて是非、一緒に手伝ってくれませんか」と誘われて着いて行ったお年寄り’s…
知らない人について行っただとぉ
知らん人の家に上がって、壺買うまで家に帰さんよ。って言われたらどないすんねん身代金払わんよ。人違いです。うちのジジババ家に居ます。って言うからなっ。そのまま面倒見たって下さいって頭下げたるわっっ
小さい時に知らない人について行ってはいけません。って習わんかったんかぁぁぁ怒れる娘の言葉に「そんっな小さい時ってっ昔過ぎて習ったかどうかなん覚えてないしなっ」反抗的なオバァ…思考回路バグってんのかっ年取り過ぎて脳みそカリカリ梅の大きさってかっあぁぁん頭振ってみろっカラカラ音ォ鳴んちゃうかっおぉぉぉ
反省の色が無いお年寄り。これは弟にチクってやるしかないな。
我が家3兄弟。兄は府外に住んでいるので、会えるのは年に数回あるかないか。久々の再会なので怒らない。「えぇぇアカンで」と苦笑で終わる。両親的には兄に怒られるのが一番楽
そして二番目(私)は「あぁぁ迷惑メールのボタン押したやとぉぉ。何やってんねんメール見られへんようにメガネのレンズ粉々にすんぞぉぉおぉぉ」と暴言の限りを尽くすが、怒ってる怒ってるグミが怒っとるっと喜ぶので余り効果はない。こちらも血管キレ損なので適当に怒る事にしている。諦めの極致
そして三番目末っ子。私達より一回りも若いから、真面目に怒る。淡々とマジ淡々と何故やってはいけないかを説教される。ニコリともせず淡々と延々と。冗談も通じない。たぶん大阪人の要素が無い。真面目がメガネ掛けてるうちのメガネと同じくらい真面目。一番両親が怒られたくないのは末っ子の弟
反省の色が微塵もみえないので弟も知らないオカンの悪の数々を披露しよう。存分に弟に怒られるがいい
前にお母さんが原チャリを買い替えた時あったやん。あん時な、家の前でバイク屋さんが運んできたばっかりのピカピカの原チャリに跨ってな、エンジン掛けてアクセル捻ってさぁ…そんままウィリーで30mくらい向こうまで走ってた事がある
止める間も無いくらい急発進で『あ”ぁ”ぁ”ぁ”(゚Д゚;)』って奇声をあげたまま行ってもうた。ウィリーでっ。終わったって思った。マジで。もう3m進んでたら人んちの壁やってんもん。ぶつかったと思ったしなっ。そやのに「はぁぁビックリやわぁ。流石新車はちゃうな。よう走るわ」って言ったからね。ちゃうちゃうアクセル回し過ぎっその後も「感覚がなっ!難しいねん!」と度々ウィリー。風になるオカン。
後は、小学生が自販機の陰でタバコを吸ってるのを発見して「あぁぁぁそんなん吸うとったら背ぇ小さいまんまやでぇ」と注意して「うっさいっババァ」って石投げられた事もある。危ない事するなって言ったら「原チャに乗って逃げるから大丈夫」と言って、何回か自販機の陰でタバコを吸う小学生に注意して素早く逃げる事を繰り返してたオカン。いっぺん投げられた石に当たればいいのにと思ってもうた。小学生も危なかったな。そのオバァちゃんウィリーして高速で迫ってくるヨ。
他にもある。雨の日はバイクに乗るなって言ってたのに、調子こいてバイクに乗ってマンホールで滑って転んだオカン。道路の真ん中でっ丁度、消防署の前だったので転んだ瞬間、消防士さん3人が走り出て来て一人がオカンの両脇を、一人がオカンの両足を持ち即座に歩道に退避。残りの一人はバイクを起こして持って来てくれたそうだ。
消防士さん達に「おばぁちゃん大丈夫どっか痛いとこ無い頭は」と心配されてちょびっと擦りむいた手に絆創膏も貼って貰っう。そんでもって「こんなに心配されるなんて久々やぁ。鬼のような娘からは怒られてばっかりやねん」と娘のイメージを落とす。何かオレに恨みでもあんのか?あっ
その後、細マッチョな消防士さん達に心配してもらってご満悦で帰宅したオカン。それからは、その消防署の前を通る度に消防士さんに向かって手を振るオカン。だが、助けてくれた消防士さんの顔を覚えていない恩知らずなオカン。誰に手ぇ振ってんのか分からず手を振るオカン。転んだ時に頭を打ったらしいが残念ながら賢くはならなかった…
ほんっまにっ免許証を返還してくれて助かった。
そしてオジィのターン。
何で知らん人に着いてったぁと怒る娘を見て自分の不利を感じた父が「オレ、1回しか行ってない」と保身に走った。がっ「なんでやねんアンタも3回くらい行ったやん」と味方(母)に背中から撃たれるジジィ。
最初は折り紙の折り方も分からんのかって母を笑ってたのが段々オレ関係ないもんって口をきかなくなった父を見てコイツも一緒に行ったな。とは思っていたが…やはりそうか…
ゴマカセルトオモッタカザンネンオマエモニガサナイ
兄ちゃんって絶対にお父さんの運転する車の助手席に乗らへんやん後ろもシートベルトッって言うやん。あれな、昔お父さんの運転する車の助手席に乗ってた時、T字路やのにまだその先に道があると思ってそのまま畑に突っ込んだ事が原因なんよ。兄弟で唯一、車で空を飛んだ男それが兄ちゃんです。
幸い車が横転する事もなくちょっと空を飛んで着地したらしいが、心臓がキュッってなったらしい。終わったって思ったんやって。
近くに居た畑仕事のおっちゃん達が驚いて沢山集まって来たらしい。そんで優しいおっちゃん達に手伝って貰いながら車を道に戻したらしい。死ぬほど恥ずかしかったんだって。間抜けにもほどがる。
オカン同様「道があると思ったのに無かったビックリィ」とのたまうオジィ…反省の色なし。目の前、畑しかないのに道が続いてる訳ないやん。幻の道が見えていたオジィ。怖っ
後は…免許証を返納した理由が認知テストで赤っ恥かきたくないから、先に返納したって言ってたけど実際はテストは受かったけど83歳に点数負けて、やってられるかぁって良く分からん逆切れで免許証返納したの。認知機能で83歳に負けるオジィ。ワラカス
二人とも自発的に免許証を返納してくれてホッとしている。
夫婦二人とも免許証を返納したらバスのタダ券貰ったんだって。せっかくタダ券貰ったんだから数駅向こうのショッピングモールに行こうと、二人でバスに乗ったら、電車なら10分掛からず到着なのにバスだと1時間も掛かって目的地に着いたらしい。あと数分到着が長引いていたらお漏らしババァとジジィになるとこだったらしい。バスに乗る時はオムツが必要だと騒いでたお年寄り’s。好きにしろ。
弟にLINEで、オトンとオカンが知らない人に二人して着いて行きました。と報告したら
「ひどすぎる」
と返事が来た。年末、弟が仕事帰りに実家に寄り、イヤイヤ期の赤子より言う事を聞かないお年寄り'sに長時間の説教をしたらしい。イイ感じ
今はグダグダな両親だが、数年前まではまだシッカリしていたと思っていたけど、勘違いだった。こうやって思い返すと今も昔もうちの両親グダグダやわ