あの日、子どもたちが学校から帰ってくる時間までまだ少しあるな〜と思いながらテーブルで本を読みながらテレビをつけようとしたら・・・・・ものすごい揺れを感じました。

 

 私の住んでいる家は二世帯住宅の二階建ての二階部分。免震構造(耐震ではなくて)なので、揺れを感じるとそれに逆らわずにゆるく揺れる構造になっています。それに家がある場所は幹線道路に面していて、数百メートル先には矢作川が流れていて、地盤は川砂というとても不安定な条件が揃っているので、大型のトラックなどが通ると結構揺れます。

 

しかし、この時に感じた揺れは明らかに地震!

「どこ?近く?学校は?」と一瞬でいろんなことを思って急いでテレビをつけました。まだIphoneなどない時代。

 

テロップで「東北地方で地震」という文字はブレイキングニュースでありましたが、しばらくして流れてきた映像に絶句。

海岸からどんどん水が流れ込んできて、家や車などをどんどん飲み込んでいきます。人の姿は見えませんでしたが、とんでもない恐ろしいことが起きていることだけは理解できました。

 

そしてその後のニュースで東京電力の原発が爆発。

 

もうこの国がなくなってしまうのでは・・・と思ってしまうほどの絶望的な物事ばかり。

 

あれから13年。

 今年は元旦早々に能登半島で大地震が起きました。それまでにも熊本県でも地震があり、熊本城が被害に遭っています。

 

たくさんの方が亡くなり、いまだに行方不明の方もいらっしゃいます。

私たちの国、日本は地震大国と言われていますが、慣れるということはありません。

 

いつ、どこで起きるか?わかりません。だからこそ、人の力が必要で、人とのつながりが大切になってきています。

今だからこそ、お互いに助け合ってみんなで寄り添って乗り越えていけたらいいなあと思います。

 

まだまだ東北も完全なる復興はしていないようです。そして能登の方も早い復興と心のケアを心よりお祈り申し上げます。

 

だから政治家の皆さん、ちゃんとしてください。がっかりさせないで。