昨日の夜、母が突然
「お母さんに弟がいるらしいんだよね」
と言い出した。
は?
お母さん、末っ子じゃなかった?
爺さんの隠し子?
なぜ母の弟の存在が急浮上したかというと……
まず、某市の労働基準監督署から母方の伯父に連絡がきたらしいんです。
そこで
「あなたの戸籍上の弟さんにあたる某市にお住まいの○○さんという男性が仕事中の事故により亡くなられました。その方のお子さんから労災保険の請求があり、相続権のある方全員に連絡をさせていただいております」
弟?相続権?
某市労基の方が言うには、母方のくえ祖父の昭和時代の戸籍謄本に実子として記載され、その後養子に出されているというのです。
養子に出される前の兄弟・姉妹も相続の対象になるんですって
伯父は子供の頃に戸籍上の弟の話を聞いた記憶がうっすらあったらしい。
伯父の記憶によると
女グセの悪かった祖父の弟と女性の間に男児誕生
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曾祖母から実子として出生届を出してほしいと頼まれ祖父の実子として戸籍謄本に記載
⬇
男児が養子に出される
ということがあったのだとか。
血縁といえば血縁だが本当の兄弟ではなく、本来ならいとこにあたる人物。
その話、母は全く知らなかったんですって。
伯父からの電話の後すぐ、ウチにも某市の労基から連絡があり
「書類が届くようなことがあったらご協力お願いします」
と言われたそうです。
母は、71歳にもなって"戸籍上の弟がいる"なんて知らされると思わなかったと言っていました。
そのことを知ってる(覚えてる)人がいなかったらどうなってたんだろうと少し怖くなったのでした。