先日、とても心が温まるお話を聞いたので、相談者様のご了解を得た上で紹介させていただきますね。

 

ご主人の介護をしている奥様ですが、若い頃は随分とご主人から苦労させられたようで何度も離婚を考えたそうです。

ご主人への憎しみで自分がおかしくなってしまったかのように感じた時期もあったとか。

介護が始まってもその憎しみと対峙しながら日々を過ごしてきたそうです。

 

ところが、

余命宣告を受けてから、その憎しみや怒りよりも愛おしさが勝るようになり、

日々衰弱していくご主人の皺を刻んだ手を握りながら

自分の全身からあふれる愛おしさを感じたとお話してくれました。

「『本当の愛』というものを知った瞬間でした。」と。

 

夫婦でも親子でも、その関係は清いものだけではありません。

近しいからこそ生じる軋轢や葛藤、怒りや憎しみもあります。

しかし、そういった感情を凌駕するものが

病気になったからこそ、介護をしているからこそ、知ること・得ることができるとも

思います。

 

本当の愛を知った人は、心に豊かな財産を得て、これから実りある人生を歩んでいける、

私はそう思います。

 

 

 

 

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