3ヶ月に一度の外来。今回は血液検査・尿検査があったので病院に行ったが、コロナ禍のさなかとあって病院も物々しい。入り口で体温チェックは当たり前で、病院スタッフの多くがフェイスマスク着用、待合の椅子は一人置きにしか座れないように札が貼り付けてある。一人置きでも間隔は50cmほどしかなくて、座っている人が少ないのは感染予防の意識の表れで良いことなのかも知れない。
診察室は医師と患者の間に厚いビニールシートが下げられて、医師も患者も何かとやり難い。血液検査の結果は、好酸球が3.5%。プレドニン投与が無くなって十八ヶ月(一年半)でこの数値だから、とりあえず治ったと思いたい。いつかまた再燃の危険性をはらんでいたとしても、今のところは。
腎機能の数値が良くないのを医師が気にしていて、どこか「おかしなところ」がないか色々と聞いてくれる。思い当たるところはないと答えると「じゃあ、このまま行きましょう」と。使用期限が過ぎてしまったシムビコート(万一のときの応急用)を追加してもらった以外は、以前と同じカルシウム補給の薬と気管支拡張剤、尿酸値抑制剤、コレステロールを下げる薬だけ。ただの高齢患者のようだ。