月曜日。雨です。風もすこしあるようです。

 

 さて、昨日、一昨日と充実した週末を過ごすことができました。

 

 その一つ、ひたち国際大道芸2024を見ることができたこと。これを見るのは10年ぶりぐらいでしょうか。新型コロナによる中断時期があったり、毎年参加しているひたちビッグバンドフェスティバルの日程と重なっていたりして、久しく見ることができませんでした。ことしは、ひたちビッグバンドフェスティバルのリハが土曜日の16時ごろに終了したので、大道芸の夕方から夜会の部をねらって出陣です。場所は、日立駅前の日立新都市広場です。

 

 一番のお目当ては、竹内直さんの演奏。ハモンドオルガン、ギター、ドラムス+テナーサックス・竹内直さんの4人構成。リパブリック賛歌、キャラバンなど有名曲4曲と、最後にオリジナル1曲。竹内さんの名前の通り、直球勝負のテナーサックス、心に刺さります。

 

 会社員時代、出張時に時間を作って、吉祥寺サムタイムや新宿ピットインで何度か竹内さんの音を聴いてきました。1960年代のジャズの熱さをいまだしっかり放ち続けている稀有なプレーヤーと思っています。私の最も好きなプレーヤーの一人で、5,6年前日立のホテルで開催されたライブの時は、一緒に写真を撮ってもらったりました。懐かしい。

 

 エレキギター、ハモンドオルガン、ドラムス、皆さん堅実なプレイ。タイトにまとまってよいバンドでした。

 

 ハモンドオルガンは、レスリースピーカーから音を出していました。初めて見たと思います、このタイプのスピーカー。音が出てくるところがぐるぐる回り、ビブラート的な音響効果が得られます。気持ちの良い音でした。

 

 夜会のメインは、中国雑技芸術団。瞬間マスクチェンジの早業と積み上げ椅子登り。団長?の中国なまりの日本語による説明が絶妙、しっかり場を盛り上げていました。会場のあちこちで、ええッとかあれ~ッとか声が上がり、なかなかの熱気に包まれました。

 

 出店も数多く出ていました。もつ煮込みを自分でプラスティックどんぶりいっぱいに掬い取ることのできるお店もありました。しかし、そんなにもつを喰えるのかなあ・・・。

 

 日立市でこの賑わい。そんなことにもグッとくる晩となりました~。 

 

 ■ 本日の1曲:ピアノとのデュオ   竹内直

 

 

 

 竹内直さんの繊細な一面がわかる演奏を選んでみました。無骨さと繊細さの共存。まっすぐで純です。