今になって母の気持ちを知る。体調を崩して感じたこと① | アドラー心理学×介護 で 目指せ‼︎!明るい介護生活!〜介護は辛いの常識にしばられていませんか?〜

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アルツハイマー型認知症の母を自宅で介護中!
介護に活かすアドラー心理学などをお伝えしてます。

歳を重ねると
あちこち痛くなったり
具合が悪くなったりする。

胸が痛い。とさすっていると
娘が、「大きいママもよくそう言ってたよね。」と呟いた。(母はおばあちゃんと呼ばれるのが嫌で大きいママと呼ばせていた。)
そういえばそうだ。
構ってほしくて言っているのかな?と

思っていたけれど、本当に痛かったのだろうな。
今なら、それがわかる。

体の不調を病院で訴えるが、取り合ってもらえない。でも、実際に身体に起こることは
気持ちも悪いし困ること。
私もちょっと気になることがあり
意を決して専門の病院へ。

かなり待ってから診察室へ。
自分の不調を精一杯訴える。
話終わると、若いイケメンの先生が
困った顔をして言う。
「お話しを伺うかぎりでいえば
大きな異常ではないと思います。
おそらくそういう体質です。」

「え?こんなに気持ち悪いのに?」

「はい、重篤な異常はないと思いますがせっかくだからいくつか検査はしますか?」

顔から火が出るほど恥ずかしい気分だが
せっかくだから⁉︎検査する。

全く異常なし。

最終的には
「体質」で 終わり。

母も、こんな気持ちだったんだろうなぁ。
「ごめんね🙏」と空に向かって声を掛ける。

「自律神経を整えること。」
なんだそうだ。
「生活習慣を整える。
よく動き、よく食べ、よく眠る。
それしかありませんね。あとは、自分の体質を知り気をつけるしかありません。」

そう言えば、千葉大の脳神経内科の先生にも
認知症の予防の方法を聞いた時に
同じことを言われたことを思い出す。

「かかりつけの先生に相談してください。」
と、キラキラの笑顔で送り出された。

いや、たかーい授業料だったな。

でも今後の生き方についての
ヒントを手に入れた。
いつまでも元気に過ごすために
できることを体感した出来事だった。

認知症に関しても
わかっているつもりでも
本人の気持ちはわからないのだろうと痛感。

もし、今日の先生が
若いイケメンでなかったら
私の今の気持ちは、
また違ったものだったのかもしれない。😁