　７月30日日曜日。５時55分起床。薄曇り。陽が差さず涼しい朝だ。

　今朝は苺摘みアルバイトがないＫ子は７時を過ぎてもぐっすり眠っている。寝かせておこう。

　朝食後リハビリの自主訓練。

　マルクス・アウレリウス『自省録』を読む。

　庭のヒマワリは2メートルほどになったが、カワラヒワが１羽やってきて種を啄んでいた。

　Ｋ子がフェルトで製作したハリネズミを撮影する。

　カポーティの習作時代の短編を読む。

　午後２時日盛りである。韮崎市立大村記念図書館へ行く。文学講座のチラシをおいてもらおうと思ったのだが断られた。公的機関が主催するもので無料でなければならないという説明である。官僚主義的だなと腹が立ったが、図書館のような公的な機関が何でも受け入れるわけにはいかないのだろう。ましてや、文学講座は営利目的ではなく教材費を頂戴しているだけだが、お金を徴収している以上、営利目的だと誤解されてもしかたがない。しかし日盛りにわざわざ行ったのにと思うと腹が立った。チラシを無駄にするのも口惜しいので帰途スーパーオギノに寄りチラシをおいてもらうことにした。

　買い物して帰宅したがＫ子もぼくもぐったりである。ぼくはソファで泥のように眠ってしまう。

　夕食後堀辰雄「晩夏」を読む。学生時代から好きな一編である。読むのは何度目になるだろう。今回は９月の文学講座でどうだろうと思って読んだ。

ああ、口惜しい。（Jul. 30, 2023）