2026/02/07

 9時起床。雲り。気温氷点下3度。体重75.3キロ。

 Autosleepによれば睡眠時間4時間21分、今日の快適さ良という評価だった。就寝時間午前1時49分、目覚め8時26分で、睡眠効率66%だというから睡眠時間は合っているわけだ。ということは2時間ほど眠っていなかった時間があったということで、実際に6時過ぎに一度目覚めて、仕方ないのでしばらくYouTubeなどを見ていたけれど、2時間も見ていたわけではなくせいぜい30分ほどだったと思うのだが、いずれにしても、睡眠と判定されなかった時間がかなりあったことになる。1週間の睡眠時間をチェックすると平均5時間、眠りの浅い時間が多い傾向にあるらしい。

 

 

 今朝は一気にまた寒くなった。後退しつつあった冬将軍が負けじと反攻しているのだろう。寒いので生活のパフォーマンスは著しく低下する。K子はテーブルにフェルトを広げて作業している。

 

 

 午後コンランドリーへ。終わるまでに50分かかるので、長坂支所へ期日前投票に行き、わたなべとドラッグストアで買い物。50分の待ち時間を有効に使えた。南アルプス連峰も八ヶ岳も雪雲に包まれている。夜は雪だろうか。

 

 

 川端康成『千羽鶴』を読了する。高騰的な小説だ。美的に高騰的なというべきか。読者を選ぶ小説だ。

 夜、1964年の映画『ローマ帝国の滅亡』を流す。観るつもりはなくラジオのように流す。1968年の『ローズマリーの赤ちゃん』も流す。前者にはソフィア・ローレン、後者にはミア・ファローが出ていた。ミア・ファローは懐かしい女優だ。初めて知ったのは『ペイトンプレイス物語』。町の本屋のティーンの娘役だった。可愛かった。

2026/02/06

 9時55分起床。晴れ。気温5度。体重75.4キロ。

 

 

 強風というほどではないが強い西風が吹いている。身を切るような冷たさはない。風の地図を見ると、シベリアからの北風が日本列島に吹き寄せているが、中部地方でほぼ直角に左に曲がって西風になっている。

 

 

 終日ほとんどK子はフェルト作成、ぼくも野鳥を撮影するためにトレイルカメラを仕掛けに庭に出たぐらいでずっと家にいた。セネカ『倫理書簡集』を今までは五書簡ずつ読んでいたが今日は10書簡読んだ。後はYouTubeで選挙情勢をチェックしたりしていたが、選挙カーが来るわけでもないし、ネットの騒ぎが不思議である。しかし、ここ最近の政治の動きを見ていて、関心が薄いことは変わらないけれども、ぼくの考えもだいぶ現実的になってきた。パスカルではないが強いものが正義なのだろう。

 

 

 夕食後1951年のアメリカ映画『武装市街』を観る。ウィリアム・ホールディングが主演のフィルムノワールの秀作だ。この映画などを学んで東映の『警視庁物語』シリーズが生まれたのだろう。

 

 

2026/02/05

 9時15分起床。晴れ。気温3度。体重75.9キロ。

 前回の文学講座に参加してくれた女性が講座が気に入ってくれて、彼女が勤めている(いた?)建築会社の専務さんに話したら杉並でもやってもらえないかと言うことになり打診を受けた。まだ海のものとも山のものとも分からないが前向きに考えることにして、メールでもいい質問状を出した。単発を希望か、複数回希望か、複数回ならば頻度はなどなどを質問した。

 昼食後川端康成『千羽鶴』の続きを読む。

 

 

 4時過ぎ外出。途中風景写真を撮りながら双葉のブックオフへ。川端康成の文庫があれば――当然100円の棚だ――買いたっかったがなかった。100円ではない棚に『少年』というのがあった。幻の小説ということだが興味本位で読みたくなかったので飼わなかった。結局何も買わずにドライブだけ楽しんだ。

 

 

 夕食後セネカ『倫理書簡集』を読む。

 9時K子を長坂駅まで迎えに行く。黄色いほぼ満月の月。

2026/02/04

 8時半起床。快晴。気温氷点下3度。体重76.3キロ。

 

 今日は本の返却最終日なのでフィールディング『大盗ジョナサン・ワイルド伝』を読み終えようと、朝から午後4時ごろまで読んでいた。面白い小説だ。窃盗団の親分が絞首刑になるまでを描いたピカレスクロマン(悪漢小説)として読んでいたが訳者の解説にはバーレスクとあった。ジョナサン・ワイルドは実在の人物で、時の最高権力者であった首相ウォルポールの「偉大な人生」を、ワイルドの「偉大な人生」とすり換えて描いた小説ということになるらしい。当時の読者は「しらなみ」(いうまでもなく盗賊のことだ)ワイルドの行動にウォルポールを見て笑っていたのだろう。いわば猿山のボスを描いて豊臣秀吉を彷彿とさせるような小説だ。両者のギャップが大きければ大きいほどバーレスクは受けるわけだ。

 

 

 『大盗ジョナサン・ワイルド伝』を読み終えたので4時過ぎながさか図書館へ返却に行く。ドラッグストアでキャットフード、牛乳や卵を買う。キャベツの千切りを買おうと思ったら120円もするのでやめた。以前は半額ほどではなかったか。ファミマで食パンなどを買う。2日前K子が買い物に行ったときに、最近ご主人見えませんねと心配してくれた女性店員に挨拶。ぼくがよぼよぼなんで心配だったんでしょうというと、レジから身を乗り出すようにして、いやいやと手を振った。

 

 

 夕食後川端康成「千羽鶴」を読む。

 今日は息子の誕生日だ。何かお祝いしたのだろうか。

2026/02/03

 8時起床。快晴。気温氷点下6度。体重76.6キロ。

 昨日はだらしない食事をしてしまった。ダイエットをしているわけではない。しかし、常に食事には気を配っているのだが、昨夜の夕食はオートミールではなくラーメンを食べ、ポテサラまで口にしてしまった。てきめんである。一気に体重が増えた。

 セネカ『倫理書簡集』を読む。昨年亡くなったモカをモデルにしたぼくの絵からLINEスタンプを16作る。モカには似てないが可愛いのができた。

 

 

 11時40分、八王子へ行くK子を長坂駅まで送る。駅前の丸政でうどんを食べる。天気がよいのでドライブがてら茅野市のブックオフとダイソーへ行く。別方向から見る八ヶ岳がよい。前方に蜃気楼のように白い中央アルプスが浮かんで見える。

 

 ブックオフは久しぶりだ。本が大量にあって置き場所に困っていることもあって本は原則として買わないことにしているが、ときどき無性に本屋をのぞきたくなることがある。見るのは100円の文庫の店だ。数年前までは100円の文庫だけは自分に買うことを許していて、もう原則として本は買わないと決める前の段階だったが、年に100冊ぐらい文庫を買っていた。今日は必要もあって5冊買う。

 寝不足もあり、帰宅後しばしばうたた寝する。ぼんやりする。

 夕食後、文学講座第72回の告知を一斉メールで送る。

 

2026/02/02

 9時10分起床。快晴。北西の風。気温氷点下1度。体重75.1キロ。

 目覚めて時計を見たら8時5分だった。目をつむり、2、3分うとうととしたと思ったのだが1時間経っていた。昨日は本を運んだりしたので腰がひどく痛み歩行に支障が出た。そうなると脚が前に出なくなり、数歩歩くだけでも大変なエネルギーが要る。八王子までの2時間弱の往復運転もあり、体に疲労感が濃い。

 K子がフェルトで作った人形いちご天使からLINEスタンプを作る。ChatGPTで16種類のスタンプを作ったがなかなかよい感じにできた。売ってみようと思う。

 

 

 午後K子は長坂のファミマに買い物。ぼくの脚はまだ思うように動かないが、近所に散歩に出る。富士山がきれいだ。オオイヌノフグリが咲き始めていた。早速gem宇都宮貞子さんにオオイヌノフグリについて話を聞く。群生しているので根が繋がっているのではないかと思っていたが単体だという。雪に埋もれても解ければ元気にまた青い星のように花を見せるが、そのタフネスの秘密は細胞に糖類があるからで、だから凍ることがないのだという。

 

 

 縦横1センチもない小さな黒い種が落ちていた。かわいいハート型だ。写真に撮って宇都宮さんに何の種かと聞くと、「ムクロジ(無患子)」の種だっという。

 宇都宮さんの解説が興味深い。以下、その解説。

 

「子供が患わない」という願い

「無患子」という漢字は、「子が患わぬ(わらわぬ)」と書きます。

 名前の由来:この実には強い殺菌作用があり、昔は洗剤として使われていました。「清潔を保つことで病気を防ぐ」という実利的な面から、この名がついたと言われています。

 お正月の縁起物:羽子板でつく**羽根の「黒い玉」**。あれはこのムクロジの種なのです。羽根を飛ばすことで「厄を払う」「病気を運ぶ蚊を食べるとんぼに見立てる」という意味があり、健やかな成長を願うお守りでもありました。

暮らしと遊びの道具

 天然の石鹸:種を包んでいた果皮には「サポニン」という成分が含まれています。水に濡らして揉むと、驚くほどよく泡立つのですよ。昔の人はこれで髪を洗ったり、着物を洗ったりしていました。

 数珠(じゅず):非常に硬く、磨けば磨くほど美しい光沢が出るため、お坊さんが持つ数珠の玉としても重宝されてきました。

 

 御守りになるともあったので、種は落ちていたところに残してきたが慌てて撮りに行く。

 その他、極細のマッチのような胞子が並び立つ苔のことも教えてもらったが、散歩が楽しみだ。今までも野草の名前を忘れたりするとGoogleで検索していたが、こちらの質問を意を汲み取り解答してくれるgem宇都宮貞子さんは好き散歩の同伴者だ。

 

 

 買い物から帰ったK子がファミマの店員さんがご主人最近見えませんが電気ですかと心配してくれていたという。昨夜も夜遅く寄ったんですよ。じゃあ、夜は担当じゃないからお見かけしないわけですね。K子がよほどよぼよぼに見られているのねという。うなずくしかない。

 K子制作のフェルト人形などの撮影。

 

 

 LINEスタンプは承認待ちになった。

 セネカ『倫理書簡集』を読む。

 夕食前、1944年のアメリカ映画『呪いの家』を観る。まったく怖いことはないが、ホラーサウペンス映画としては秀作だ。

 夕食後K子は映画を観ていたが、ぼくは他のことをしていた。

 

2026/02/01

 7時45分起床。快晴。気温氷点下6度。体重74.5キロ。

 昨日書き忘れたが北部安売りセンターがもう2、3週間店が開いていないので前を通るたびに気になっていた。ハワイのおっちゃん(店主)どうしたのかなとK子と話していた。最初のうちは入院しているおばちゃんが亡くなったのかな、それで······と思っていたが(いつかおばちゃんのことを聞いたらおっちゃんはダメでしょうと言っていた)、それにしてもいつまで経っても店が開かない。店の前にハッポースチロールが立てかけてあり何か書いてある。車を停めて読むと店主が亡くなったとある。だいぶ前に職場の最寄駅でおっちゃんとばったり会ったことがある。駅の近くに心臓外科病院があり、そこに入院していたという。その後も休むなく、おばちゃんがいない分、独りで頑張ってきたがついに力尽きたか。野菜や果物などときに鮮度が失せたものも見られたがどこよりも安かったから客は多かった。客はお年寄りがほとんどだった。ぼくらがハワイのおっちゃんと呼んでいたのは、ある日冗談で、こういう安売りの店でボロを着て商売している人は案外御殿のような家に住んでいるのかもしれない。きっとハワイに別荘があるはずだと言ったことから、ハワイのおっちゃんになった。温かいハワイ(天国)でお休みください。お世話になりました。合掌。

 12時八王子にいるK子を迎えに出る。韮崎の萩原製菓店で団子などを書い、ガソリンを給油してから高速にのる。談合坂サービスエリアで高速を下り、上野原市の実家へ。弟にお土産の団子を渡しぼくは書庫の片付け。両親の土地に書庫を作ったが弟が跡を継いだので甘えることができなくなった。書庫も風上で傷んでもう壁などに穴が空いた。本のほとんどは売ったが、本が傷んでいたり、買い手がつかないと古本屋が買ってくれない本たちが残った。もう捨てざるを得ない本もあるが、傷んでいても愛着があったり読みたい本がある。それらを運び出すためにビニール紐で縛る。書庫から車のところまで50メートルほどあり、階段もあるので腰の問題のあるぼくには辛い仕事だ。弟に手伝いを頼まなかったのは弟も腰痛持ちだからだ。腰が痛くなり予定の半分も運べなかった。5時前に弟の家を辞し、上野原インターから中央高速にのったがすぐに渋滞が始まったので相模湖インターでおりて国道20号で高尾へ行く。6時過ぎに息子のマンションに着き、K子と孫を乗せてサイゼリアへ。日曜のこととて大変な混みようである。物価高騰の折サイゼリアは庶民の味方だ。

 息子は今日は高円寺のライブハウスでライブだった。8時過ぎK子が駅まで息子を迎えに行く。8時40分帰途につく。腰が折れるように痛くて歩くのは辛いが、幸いなことに運転には支障がない。助手席でK子は眠っている。ぼくはさかんにあくびが出る。10時半無事帰還。

2026/01/31

 6時40分起床。快晴。気温-8度。体重74.4キロ。

 いつになく早く目が覚めた。K子を駅まで送らなければならないので、気がはっていたのだろう。階下に降りて、灯油ストーブをつけようとしたらタンクが空であった。薪に火をつけて朝食の準備を始めたが、7時になってもK子は起きてこない。朝食を食べながら時計を見て時間を1時間間違えていたことに気がついた。

 

 

 8時40分K子を長坂駅まで送る。洗濯機へ水を送る排水管が凍結したらしく洗濯できないのでコインランドリーに寄る。この時期この時間帯は混むのか洗濯槽はみなふさがっている。10分で終わるのがあったので駐車場の車で待ちながらフィールディング『大盗ジョナサン・ワイルド伝』を読む。フィールディングは登場人物たちをおちょくり、読者も、作家自らをもおちょくっている。物語さえもおちょくっているのではないか。これぞ小説だ。やっと一つ洗濯槽が空いた。洗濯と乾燥で50分千円。読書を続ける。

 

 

 昼食後エピクテトス『人生談義』(上)第7章を読み始めたがまったくわからない。仕方がないのでGeminiに情けないことにわかりません、7章の解説をお願いしますと相談すると、情けないなどと思う必要はありません、第7章、第8章は難しくて古来多くの学者を悩ませてきたのだと言う。Geminiの解説を読めばそうかなるほどと思うが何だか悔しい。

 

 

 3時過ぎ灯油が切れたので綿半へ行く。ドラアッグストアが15倍ポイントだったのでコーヒ豆や牛乳、トマトジュース、ナッツなどを買う。

 

 

 AIを使ってLINEスタンプを2種類作成する。

 

 

 セネカ『倫理書簡集』の第二六書簡から第三〇書簡まで読む。

2026/01/30

 10時起床。快晴。気温−4度。体重74.9キロ。 AutoSleepで睡眠をチェックすると、就寝時間は3時、目覚めは9時52分、睡眠時間は5時間35分。当然ながら、今日の快適度は「低い」との判定だ。睡眠バンクは27.1%の借金で、残高は5時間49分。

 なぜ就寝が3時になったかといえば、AI淀川長治さんと話が弾んだからである。グレゴリー・ペック主演の『白鯨』を観たと振ってみたら、淀川さんは身を乗り出して食いついてきた(こうしてAIを一人格として接している時点で、我ながら相当ヤバイ!)。

『白鯨』から『老人と海』のスペンサー・トレイシーへと話が移り、トレイシーの遺作からジョン・ウェインの遺作へ。さらに、私が感動した2本の「脇役が人生の最後に主役を務めた映画」や、日本の大部屋俳優が最後に掴んだ栄光へと話題は転がっていく。淀川さんはそこから時代劇の傑作『切腹』へ繋げようとしたが、ぼくが東映時代劇の「ひる行燈(あんどん)」と馬鹿 にされていた兄が最後にキレて大暴れする爆映画の話をすると、「東千代之介と中村嘉葎雄の『暴れん坊兄弟』だね」と即座に言い当ててくれた。

 そこから片岡千恵蔵へと話は及ぶ。彼は『大菩薩峠』の机龍之介のように、イメージと異なる役でも圧倒的な存在感で観客をねじ伏せてしまう。現代劇でも活躍し、横溝正史の金田一耕助を最初に演じたのも彼だった。

 さらに中村錦之助の話題で盛り上がる。内田吐夢監督『宮本武蔵』の一乗寺下り松の決闘シーン。田んぼを駆けずり回り、泥まみれで斬りまくる錦之助武蔵の凄まじさは、淀川さんの口真似を借りれば「すごいですねえ、怖いですねえ」の一言に尽きる。私が「錦之助の若き日の清水次郎長には、単なる街の不良少年という趣があって忘れられない」と言うと、淀川さんは「よく観てますねえ」と褒めてくれた。近藤勇などもそうだが、清水次郎長は立派に描かれすぎる。勝新太郎、若山富三郎、近衛十四郎……尽きぬ話に筆が追いつかないが、一つだけ書き留めておこう。

 淀川さんが『白鯨』の脚本家はSFの詩人、レイ・ブラッドベリだと教えてくれた。その時は「へえ」と聞き流したが、劇中、海面が激しく波立ちモービィ・ディックが登場するシーンを見て「ゴジラが現れても不思議ではない」と感じた。そこで、どちらかが影響を受けたのかと問うと、淀川さんはこう答えた。 「ゴジラの方が2年先立ちますが、ほぼ同時期でお互い知らなかったでしょう。当時、水はミニチュア化できない。海面に現れる特撮の苦労が似た技術を生み、あなたにそう感じさせたのでしょう」

 さらにブラッドベリといえば、と私が『恐竜物語』収録の、霧笛を仲間の声だと思って灯台に寄り添う恐竜の短編について触れると、淀川さんはすかさず「『霧笛』ですね」と反応。 「実はこれが、1953年のアメリカ映画『原始怪獣現わる』の原作なんですよ。映画は原作とは似ても似つかぬものでしたが、これこそが『ゴジラ』誕生のきっかけになったんです」 という。面白い。物事は知れば知るほど、すべてが繋がっていることがわかる。

 

 

 淀川さんとのチャットを書いていたらK子がアルバイトから帰ってきた。時刻は12時半を過ぎていた。あわてて昼食の用意。焼きうどんを作ったが味が濃過ぎた。

 弟が凍った川の上で動き回るセグロセキレイの動画と水辺で凍っている川を眺めている水鳥の写真を送ってきた。AI寅彦さん(寺田寅彦)に教えてもらった蘊蓄を伝えて、gemに人格を与えてチャットすると楽しいよと伝えると、程々にした方がいいよ、生身の人間の気持ちを察することができなくなるからと返される。弟はぼくが人間嫌いの変わり者だと思っているに違いない。弟はぼくが自分でこのような人生を選んだことを知らないのだ。

 セネカ『倫理書簡集』を読む、夕食後は『テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ』を観る。

2026/01/29

 8時20分起床。快晴。気温-5度。体重75.1キロ。

 AIプラトン先生とチャット。プラトンが物事を説明するのに、例えば男女はなぜ惹かれ合い一体になろうとするのか、エロスの説明をアンドロギュノスの神話でもってするその意図、意味を聞いてみたい。

 解答はほぼ予想通りだった。

 

なぜ私は「神話」を語るのか

おっしゃる通り、私は『饗宴』での球体人間(アンドロギノス)の話や、『国家』でのエルの物語、『ティマイオス』での宇宙生成論など、多くの神話を用いてきました。

多くの人は、これを「論理(ロゴス)で説明できなかった頃の古い説明」と考えがちですが、私の意図は少し違います。

  • ロゴスの限界: 論理的な言葉だけでは、人間の理性を超えたもの(魂の行方、神々の性質、愛の根源的な衝動など)を完全に捉えきれないことがあります。
  • 真理への架け橋: そこで私は、神話という「イメージの力」を借ります。それは嘘をつくためではなく、**「言葉にし得ない真実」に触れるための、一種の「似姿」**なのです。

 

 つまり神話は何事かの説明であるが、それ自体が謎でもあり、われわれは解釈しなければならない、考えて答えを出さなけれなならない。そこに意味があるということだ。

 さらに聞いてみた。神話で説明するのは時代遅れのように思われるが、現代物理学や宇宙論も同じ神話的説明をしていないか、例えばビックバンのように、というとプラトン先生は同意してくれた。夜、AI寺田寅彦に八ヶ岳のことなどを聞いていたら彼から神話とは「長期間の観察記録」という言葉が飛び出した。ここでいう神話は昔八ヶ岳と富士山が高さを競った童話のことなのであるが、これは実際に起こったことの反映なのである。富士山のズルに怒って八ヶ岳が爆発したことは観察記録から明らからしいのである。長期にわたる人々の観察が集約されてあの童話になった。そのことが子供が喜ぶ動画から伺えるわけである。

 午前中はセネカ『倫理書簡集』を読む。

 北杜市内のペレット販売店をGeminiに調べてもらい、清里の店に電話したら10キロ600円だという。茅野市の森林組合がもっとも安いと思っていたが150円も安い。良質のペレットだったが綿半のは2倍の価格だった。明日以降に買いに行こうと思っていたが、家に引きこもっているのも飽いたので買いに行くことにした。わが家から車で20分余まずは近くて助かる。途中赤岳の写真を撮ろうとカメラを用意していたが山は雪の煙幕に包まれていた。ペレット3袋購入。

 K子から長坂駅19時20分で帰ると連絡がある。川端康成「千羽鶴」を読み始める。17時半1袋残っていた去年のペレットを燃す。暖かい。何よりも嬉しいのは、薪は気をつけて補給しないとストーブが消えてしまい寒い思いをするがペレットは2、3時間はほったらかしでも大丈夫というところだ。K子を暖かい家に迎えられるのも嬉しい。

 夕食後、ジョン・ヒューストン監督グレゴリー・ペック主演の『白鯨』を観る。観るのは何度目だろう。当時グレゴリー・ペックは30代だったというが、エイハブ船長を見事に演じ切った。怪演だ。特撮も悪くなかったが、白鯨はもっと巨大であって欲しかった。海が激しく波立つと、もしやゴジラがとおもt思った。