4月14日韓国で作品を発表する為

早朝空港に向かいました


AM9:00 

チェックインカウンターで

スーツケースと作品を預け

パスポートとチケットを渡しました



係りの方が上司を呼んでザワザワ


「あのー 予約が13日になってますよ」


こんなおもしろいことがあるんですね

日にちを間違えて予約をしてしまったそうです



「とりあえず旅行会社に電話したほうがいいですよ。
 
 ここで購入すると片道21000円 往復31000円です。」


私は所持金30000円

1000円足りない

ここで泣いたら涙割り適用されるかしら




旅行会社は10時からなので

落ち着く為にも

一度コーヒーを飲みに行きました




チケットを間違えたせいで

私は釜山行きで合ってるのか

14日に出発で合ってるのか
(空港に迎えの約束をしていた)

本当に招待されているのか

いろんなことがわからなくなり

私の精神安定剤クリハラさんに電話をしました


状況を説明したら

即答で新しいチケットを買うしかないと言われ

もう残るは旅行会社の心意気しかないと思いました


待ちに待った10時

あーじゃこーじゃ言いながら

今のチケットをキャンセルし新しいチケットを買うことを

勧められました

4000円ぐらい返ってくるそうです

ふーん



カウンターで21000円払い

空港で変圧機とたばこを買って一文無し



あとは空港で待ち人がいるかどうか



ドキドキしながら

空港に到着




神はいました





やさしい女性がベンツのスポーツカーで微笑んでいます

絶対この人にはお金がないって言えない





一応招待なので

航空券のお金をもらえるのと

宿泊も食事代も相手が払ってくれるんですが

いつくれるんだろう

コーヒーを買って飲んだりする

細やかな楽しみが味わえないのがなにより辛い





いろいろな問題はあるけど

この後招待作家達と食事会があるというので

笑顔で参加することにしました




作家はベトナム、台湾、中国、韓国から50名程いて

日本人は私だけ




どうしても笑いがほしい



今日の出来事をみんなの前で

カタコトすぎる英語で話しました




あの空気をどう説明したらいいんだろう

みんなざわついてる


私を危険人物と思っているのかしら


深刻な顔で展覧会のディレクターが

「なにも心配いらない 全部払うから大丈夫」



本当に?

いつ?



とゆうことで

この食事会の2日後

お金をもらえたわけですが


この出来事を表現したい!

と思ってしまいました


次の日

いろいろ抱えて会場へ





つづく