前回のつづき
大はずれ
無断転用禁止
酷暑が続く8月下旬のある日―。
折に触れては出かけて行く長野県・開田高原へ昨日から来ているのじゃがのう。
昨日の夕暮れにお天道さまとお月さまを見送った後はいつものように“動くホテル”で眠ったのじゃが、途中で目が覚めてしまうぐらい寒かったわい。
今朝になって気温を見ると午前4時半で17℃。
ワシの住処と比べると10℃ぐらい低いわい。
上着を羽織って外へ出てみた…。
ところがこりゃどうしたことじゃ。辺り一面はどんより曇り空ではないかえ。
昨日はお天道さまもお月さまもあんなに元気じゃったのにのう。
これでは今朝のマジックアワーは期待できそうにもないわい。
晴れていれば目の前に聳えているはずの御嶽山も雲の中じゃ。
森の中はまだ真っ暗闇。
白樺の幹と蕎麦の白さだけがヤケに目立つわい。
しかし夜明け前のこの色合いはまんざらでもないのう。
このブルーな色調はお天道様がお眠りになっている時でなければお目に掛かれぬわい。
ムムム…!
霧じゃ!
こりゃチと面白い光景になるかもしれぬわい。
なかなかいい具合になって来たぞえ。
などと喜んでいたら…
何じゃい!
焚火の煙ではないかえ。
こりゃぬか喜びじゃったわい😫
とっくに日の出時刻は過ぎたのじゃが、憎っくき雲メに邪魔をされてちっともお天道さまに拝謁できぬ。
今ごろになってお出ましになってももう手遅れと言うものじゃ。
もうちょいと早くに低い位置からお出ましになってくだされぬと、傑作写真をモノに出来ぬではありませぬかえ😭
遅まきながら日差しが射し込んで来たお陰で森の中を明るく照らし出だした。
蕎麦畑にも見る見る光が回ってきたわい。
お天道様のお陰でエネコログサまで見栄えがするぞえ。
昨日に続いてまたコスモスと蕎麦のコラボじゃ。
蕎麦の白だけではどうも寂しいからバックにコスモスカラーをちょいとあしらって。
この黄色い花は待宵草?
それとも月見草?
何度も言うが植物の名前は難しいのう。
朝露が光る。
絶妙な曲線を描く蕎麦畑。
昨日、担当職員が周りの草を丹念に刈っておられたわい。
またコスモスでも撮っておくか。
エネコログサとの取り合わせも悪くはないのう。(自画自賛😅)
コスモス畑の中にたった一輪だけひまわりが。
御嶽山は相変らず雲の中じゃ。
晴れの予報が大外れじゃったわい。
今日はもうここに居ても無駄じゃのう。
そろそろ引き揚げるか。
と、帰り支度を始めたのじゃよ。
しかし妙にもう一度勿忘草に逢いたくなってのう。
来年も元気で来られるとは限らぬわい。今のうちに心置きなく見ておくとするか。
というわけで性懲りもなくまた勿忘草の群生地へ。
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ただし今日は昨日とは別の自生地じゃぞえ。
ここは道路際を流れる小川の畔。
奥の草むらにウクライナカラー(ブロ友さん曰く)の可憐な花が咲き乱れている。
この周辺は撮影のタイミングを誤ると地元の衆がこの花や雑草を全部刈り取ってしまうからのう。
今日は幸いにも刈り取り前でよかったわい。
昨日見たツリフネソウがここでも仲良く咲いていた。
なぜだか分からぬが勿忘草とツリフネソウは仲良しなのじゃ。
青と黄のウクライナ(の国旗)カラー。
さあてと…
今度こそ帰るとしようわい。
また来年も逢えるとよいがのう。
今年で見納めにならぬよう、もうちょいと生き永らえたいものじゃて。
車へ戻ると午前9時近くの気温は22℃。
夏の間だけでもしばらくここに居座りたいぐらいじゃ。
ただし冬はチとご免こうむるがのう。
それでも雪が降れば一度はお邪魔しますぞえ。
相変らず勝手なことばかり言いくさるカメじいじゃ。
今朝の曇り空は誤算じゃったが、昨日から可愛らしい勿忘草や、華やかなコスモス美女に白蕎麦の貴婦人にも出逢えて、はるばるやって来た甲斐があったというものじゃ。
いつも帰りがけに見かける看板を車内からパチリ。
はいはい。気を付けて帰りまするわい。
それでは皆の衆、長のお付き合いに感謝して今回はこれでオサラバいたしまするぞえ。
またのお目もじを楽しみに。
おしまい
無断転用禁止



































