前回のつづき
チョイ巡り長浜 partⅢ
邪魔な黒雲
無断転用禁止
リンドウの群がる近江孤篷庵に別れを告げ、ふたたび琵琶湖畔のハス群生地へ戻ってきたわい。
同じ場所を何度も撮ったところで、代り映えのない写真しか撮ぬというのに、性懲りもないカメじいじゃのう😠
これは既にもう撮影して前々回でアップしたばかりではないかえ。
これも撮影済みじゃぞえ。
(まあまあ。今回はホンの遊びじゃ。勘弁してくだされ)
お天道様は大分低くなって来たのう。
間もなくお目当ての夕ドラ(ゆうどら)が始まるわい。
しかしのう。よく見ると地上近くには盛大な雲の大群が待ち構えているぞえ。
こんなに厚い雲があったのでは夕ドラはあまり期待できそうにもないじゃろうて。
こりゃもう引き揚げたほうがよさそうじゃわい。
などと雲のせいにしているのじゃが、本音を言えば今日は疲れ果ててしまい、もう戻りたくて仕方がないのじゃよ。
おまけに腰痛のせいもあって、先ほどから早う座りとうて、座りとうて😫
今日は年寄りの癖にちょいと強行軍じゃったからのう。
この際、もうマジックアワーの撮影なぞはあきらめて早々に引き揚げるのが最善策じゃわい。
と、とうとう駐車場へトボトボと。
駐車場への200メートルばかりの道のりを青息吐息でやっと戻り、“動くホテル”へたどり着くや否や真っ先に座席へ転がり込んだわい。
ドアミラーには夕暮れ近くなった西空が垣間見えるのじゃが、もう撮影に行く気力はないのじゃ。
よしよし、それならばいつもの“気付け薬”🍺でも飲むとするか。飲めばまた元気を取り戻せるじゃろうて。
と、コンビニ弁当を肴に“気付け薬”をグイグイと。
その時じゃった…。
何となく東の空が明るくなってきたのに気が付いたのじゃ。
これはどうやらお月さまらしいのう。
そこで駐車場には誰もいないのを幸いに、三脚を駐車場のど真ん中にど~んと据え、さぁ、お月さま撮影の始まりじゃ。
“気付け薬”のお陰でどうやら元気を取り戻し、また写欲が湧いて来たぞえ。
それに撮影場所は車、ではない“動くホテル”のすぐ横じゃから歩く必要はないしのう。
楽チン、楽チン。
ただしご覧のようにお月さまの方角、つまり琵琶湖の反対側は田んぼと民家が広がっていて、写真向きではないのじゃよ。
そりゃ琵琶湖の向こう側へでも行けば琵琶湖越しのお月さまが写せるのじゃが、今さらどうにもならぬわい。
この駐車場でガマンするしかないのじゃ。
間もなくあの黒雲の上からお顔を出されるぞえ。
そ~れ、お出ましじゃ!
まんまるお月さまのお出ましじゃわい。
うっかりしていたが今夜は十六夜だったかもしれぬのう。
しかし拝顔できたのもほんの一瞬。
上方にはまた黒雲が待ち構えているのじゃよ。
案の定、また邪魔をされたわい。
もうちょいとお昇りになれば黒雲から逃れられると思ったのじゃが、下の方から黒雲が急激に湧き上がって来て、お月さまをすっぽり隠してしまったのじゃよ。
しばらく我慢して待ってみたが、憎っくき黒雲メはますます広がるばかり。
こうなったらもう店じまいするしかないわい。
いつものことながら自然の摂理にはお手上げじゃわのう。
三脚をたたんで“動くホテル”へ戻るや否や、腹いせにもう一度“気付け薬”の飲み直しをしてやったわい。
そして翌朝ー。
なんと!
晴れ渡った西の空にはお月さまがくっきりと。
皮肉なものじゃのう。
昨夕のお出ましのころにこんなお姿に拝謁したかったというのに、朝になってからではどうにもならぬわえ。
面白くないのう。
ええい。もう帰るぞえ😡
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と、そのまま帰途に就いたのじゃが、また悪い癖が出て数百メートル走ったところで途中下車してしまったのじゃわい。
というのはこの辺りにはワシにとっては思い出深い池があってのう。
久しぶりにちょいと寄ってみたいと思ってしまったのじゃ。
こんな池なのじゃがのう。

今でこそ何の変哲もない平凡な池じゃが…。
しかし7、8年前まではこんな景色が広がっていたのじゃよ。
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あのころは毎年のようここへお邪魔して、季節とともに移ろっていくハスの様子を撮影していたのじゃがのう。
それがある年、そのハスが突然一本もなくなってしまったのじゃ。
空っぽになってしまった池の前で暫し唖然と立ち尽くしてしまったことは今でも忘れられぬわい。
その経過について興味がおありになる衆は下のリブログを開いてみてくだされると嬉しいがのう。

今では空っぽになってしまった池じゃが、今日は朝の光で池面がちょいとだけ賑やかになったわい。

時々そよ風が吹いて池面のきらめきが移動して行く。
煌めく陽光に目をやりながら、感慨深いひとときを過ごしたわい。
浅瀬に集まる水鳥たち。
水鳥が飛び立ったところでワシもそろそろ帰るとするかのう。
それでは今度こそ
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おしまい
またのお目もじを楽しみに
無断転用禁止





















