前回のつづき
睡蓮の花飾り その2
夜になった。
ヘロヘロに疲れた体を車内のベッドルームで癒したわしゃあ、しばらくしてやっと起き上がり、🍺で景気づけした後、ふたたび睡蓮の池へ向かったのじゃ。
月の出時刻はまだまだ先じゃが、早めに行って様子を見なければのう。
ヘッドランプをつけて池までの数百メートルをヨタヨタと歩いて行ったわい。
山の中とは違い、ここは市街地に近い公園じゃから、漆黒の闇というわけではない。辺りはぼんやりと明るい。
お目当ての池にやって来た。
月の出はまだなのじゃが、遠くにあるらしい街灯の影響からか、撮影した画像はあたかも月光に照らされているかのような色合いじゃ。
人間の目にはわずかな光でも、撮影した画像はかなり人工光の影響を受けるのじゃのう。
こりゃあ月がなくてもいいぐらいじゃわい。
太陽光で撮影した画像とは雰囲気もかなり変わるのう。
あたかも月光に照らされているようじゃの。
ほほう!
やっとお月様がお出ましになったわい。
お月様は拝顔できたが、色合いは月の出前とあまり変わらないのう。
しかしお月様が中天までお昇りになれば状況は変わって来るかもしれないぞえ。
…と思いながら、しばらく待っているうちに…
ありゃりゃ!
いつの間にか黒い雲が湧きあがって来て、お月様はすっかりお隠れ遊ばしてしまわれたのじゃ。
しばらく待ってはみたが、状況は一向に好転しないわい。
仕方がない。もうあきらめたぞえ。
またトボトボと駐車場を目指して引き返して行ったというわけじゃ。
しばらくは傷心の身をベッドに横たえて、肝心な時に現れたあの黒雲を恨んでいたのじゃが、そこで思い直したのじゃ。
月光に照らされた写真はモノにできなかったが、街灯のお陰で疑似の月光下での写真が撮れたのじゃ。これで満足しなければ…とのう。
やれやれ。これでやっと心安らかに眠ることが出来るわい。
それでは皆の衆、これにて💤💤💤じゃ。
つづく
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