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90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

初夏の渓流模様 その1

 

  「思い出写真2021」版のコンセプトは、「以前は撮影に行った場所にもかかわらず、その後はとんとご無沙汰してしまっている場所」じゃ。

 

 

 岐阜県山県市(やまがたし)の山あいに円原川という川が流れていてのう。

 

 この川は7月ごろになると川霧が立ち込め、そこに朝陽が射し込むと見事な光芒が出現するという評判の川なのじゃ。

 

 それを狙って未明からカメラマニアが押しかけ、かなり混雑するらしい。

 

  光芒は確かに魅力のある被写体じゃが、わしゃあ混雑する撮影地は苦手でのう。そういう所はあまり寄り付かないことにしているのじゃが・・・

 

 しかしどんな川なのか一度は見てみたいと思ったのじゃよ。

 

 光芒の撮影はあきらめて、その時期を避ければそれほど混雑することはないじゃろうからのう。

 

 と、思い切って出かけたのじゃ。2016年6月のある日のことじゃった。

 

 対向車が来るとすれ違いに困るような狭い道路に沿って円原川は流れている。きれいな流れじゃ。

 

 あちらこちらの岩にヒメレンゲがへばりついているのう。

 

 

 

 

 

 

苔むした岩に一瞬光が射し込んだ。

 

 

わしゃあここで初めてシャガの花の自生を見たわい。

 

こんな環境の中で咲いていると一段と映えるのう。

 

 上流に遡って行くと水量が少なくなり、苔むした岩が川面を覆い尽すようになる。

 

 雨上がりにでも来れば苔がもっと映えているじゃろうのう。

 

 ここへ撮影に行ったころは今よりホンのちょいとばかり若かったから、こんな石ころだらけの川へも何とか降りて行けたのじゃのう。

 

 しかし今となっては夢のまた夢じゃわい😫

 

 さらに進むと流れは緩やかになり、ほとんど停滞しているようにも見える。水深もあまりないから長靴を履いてジャブジャブ入って行けるわい。

 

周りの木々が川面を緑に染め上げる。

 

 

透き通るような水じゃのう。

 

 

 

 

 

 同じ一筋の川でも、上流や下流など、場所によってさまざまな表情を見せてくれるわい。天候や季節、時間帯によっても違うじゃろうしのう。

 

 光芒も撮ってみたい気もするのじゃが、大勢のカメラマンが寄ってたかって撮った写真はワシはあまり魅力を感じない。

 

 それより一人で勝手気ままに撮り歩く方がわしには向いているわい。

 

 

 

 

 変わり映えのしない写真ばかりじゃが、別の日に撮影した写真をもうちょいとだけ次回で見てもらおうかのう。

 

 皆の衆の退屈しのぎにでもなれば幸いじゃ。

 

 

つづく

 

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