90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~ -426ページ目

90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

月夜の琵琶湖

 

 

 久々に満月でも撮って見ようと思ってのう。

 

 しかしわしゃ天体写真を撮りたいわけではないぞえ。

 

 天体写真ならワシの住処からでも、その気になれば撮れないこともあるまい。

 

 しかしわしゃ‟月のある風景”を撮りたいのじゃ。主体はあくまで風景じゃ。

 

 つまり屋根や電線だらけの場所で撮るというわけにはまいらぬのじゃよ。

 

 そこで4月16日午後、滋賀県は琵琶湖まで出かけて行ったというわけじゃ。

 

 土日曜日は基本的には撮影を避けているのじゃが、満月は待ってくれないからのう。仕方がないのじゃ。

 

 暦の上の満月は翌17日らしいのじゃが、厳密に言えば100%の満月は17日の午前3時55分らしい。

 

 じゃから月の出を撮る場合は、16日であろうが17日であろうが、どっちみち100%の満月ではないわけじゃ。

 

 一日早いか遅いかの違いだけで、大差ないのじゃわい。

 

 

 

 この日は台風の影響もあってか風が強く、高速道路でもハンドルを取られるぐらいの強風じゃったが、琵琶湖へ着いてからも風は収まらず、岸辺へは波が押し寄せている。

 

 

 打ちつける強風で草木も揺れに揺れ、高速シャッターを切らないとブレブレになってしまう。

 

 

 

 

 

 今日ここへ来たのには訳があってのう。

 

 以前にも投稿したことがあるのじゃが、この辺りにはノウルシが群生しているのじゃよ。

 

 今夜はそのノウルシとお月さまをコラボさせてみたいと思ったのじゃ。

 

 

 

 

  これがそのノウルシじゃがのう。

 

 満開にはちと早いかもしれぬが、何度も言うように、満月は待ってくれぬからのう。仕方がないわい。

 

 

 

 

 その名もノウルシというぐらいじゃからのう。触るとカブレるらしいぞえ。

触らぬ神にたたりなしじゃ。

 可愛いからと言ってめったには手を出さぬ方がいいぞえ😁

 

 

 

 

 

 

 ノウルシのあるあたりにお月さまがうまくお顔を出してくださればいいのじゃがのう。

 

 とんでもない所へお出ましになってしまっては、ワシの目論見も水の泡じゃわい。

 

 

 

 この辺りからお出ましになることを願うばかりじゃ。

 

 

 月の出時刻と方角は一応確認してあるのじゃがのう。

 

 ところがその時刻を過ぎても一向にお顔が見えないのじゃよ。

 

 

 

 いらいらしながら待つこと数十分…。

 

  ふと気がつくと、暮れなずむ東方の空にいつの間にかうっすらと満月が浮かんでいるのじゃ。 

 

 

 周りがまだ明るいものじゃから、お出ましになる瞬間を見逃してしまったのじゃのう。

 

 

 

 出ていると言われても、分からないほどうっすらじゃ。

 

 

 

 この程度の明るさになれば何とか見えるわい。

 

 

 

 

 大分お顔がはっきりしてきたのう。

 

 

 

 

 

 

ムーンロードじゃ。

 

 

 

スローシャッターにすると雰囲気も変わってくるのう。

 

 

 

 4月の満月を、アメリカではピンクムーンと言うらしいのう。

 

 お月さまがピンクというわけではないのじゃが、春というイメージから名付けられたらしい。

 

 

 

 

 遠くにキャンプの灯りが見えるわい。

 

 こんな園地の中でテントを張ってもいいのかいのう。

 

 

 

 

何とかノウルシとのコラボが撮れたわい。

 

 

 お月さまの上昇とともに、ムーンロードの幅も広がってきた。

 

 

 

 

 

 お月さまも大分高くお昇りじゃ。

 

 そろそろわが‟動くホテル”へ戻って🍺にありつこうかと、腰痛の体を引きずりながら戻る途中のことじゃった。

 

 

 

 …ふと気がつくと、遠くに灯りが見える。

 

 焚火じゃ。

  焚火の前でくつろいでいた男性に近づいて、厚かましくも撮影の許可をお願いしたところ、くだんの男性は苦笑いながらも快諾してくだされたわい。

 

 昨年もこんなことがあったのじゃが、琵琶湖で出会う衆はいい方ばかりじゃのう😄

 

 もうちょいと早く気がつけば、お月さまとの位置関係がうまく行ったかもしれぬが、これは贅沢と言うものじゃ。

 

 撮らしていただけただけでも僥倖だったというべきじゃわい。

 

 

 

 

  こうして満月直前の夜は深々と更けて行ったのじゃ。

 

 💤💤💤

 

撮影 4月16日

 

つづく

 

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